舞台『ALL OUT!!』原嶋元久、祇園役は運命？「身長はコントロールできない」
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舞台『ALL OUT!! THE STAGE』の制作発表が26日に都内で行われ、原嶋元久、伊万里有、佐伯大地、松風雅也ら出演キャストと脚本・演出を担当する西田シャトナーが出席。原嶋は待望の舞台化に向けて、「（ラグビー）体型を作ってこの作品に一生懸命取り組めるように頑張りたい」と意気込んだ。
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現在、TVアニメも放送中の、雨瀬シオリによる大ヒットラグビー漫画を初めて舞台化した本作。演出を担当するのは、舞台『弱虫ペダル』シリーズでの活躍により「2.5次元演劇の潮流」の立役者と称される西田だ。西田は、「ラグビーを扱っている作品なので、舞台上で肉体のぶつかりあいを表現したい」と演出プランを語る。
また、本作で主人公・祇園健次役を務める原嶋は、「座長ではあるけれども、経験値豊富なキャスト、すばらしい演出をなさる西田さんとスタッフさんがいて、当然僕の背中では足りないと思う。だから、みんなで一緒に一つのものを作っていきたい」と本作への思いを語る。祇園は身長160cmにも満たない背の低さにコンプレックスを持ちながらも、ラグビーに惹かれてラグビー部に入部するという設定だが、原嶋は自身も背が高くないことから「身長はコントロールできないので、自分が自分として生まれてこなかったらこの役ができなかったということを感じる」とこの役柄に運命すら感じている様子。「一生懸命で真面目なところも（祇園と）似ていると思います。とにかく一生懸命、やっていきたい」と熱く語った。
一方、祇園と出会ったことからラグビー部に一緒に入部することになる岩清水澄明を演じる伊万里は、「可愛いキャラクターなので、その可愛さを舞台で表現できるよう頑張りたい」と意気込みを明かす。祇園や岩清水が入部したラグビー部のキャプテン・赤山濯也役の佐伯は「みんなで体作りもやって、そういうところから良い作品を作っていきたい」と力強く語った。
なお、この日の会見では、本作のキービジュアルも初公開された。舞台『ALL OUT!! THE STAGE』は、5月25日～6月4日にZepp ブルーシアター六本木で上演。