デヴィッド・ボウイの遺灰を米フェスで散骨
今年1月にガンのため死去した伝説の歌手デヴィッド・ボウイの遺灰が、デヴィッドと親交の深かったゴッドチャイルド(名付け子)によってネバダ州で開催されたバーニングマン・フェスティバルで散骨されたという。E!Newsなどの海外メディアが伝えた。
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現地時間8月28日から9月5日まで開催されたバーニングマン・フェスティバル。詳しい日時は不明だが、デヴィッドの遺灰は週末にまかれたという。情報筋の話ではデヴィッドの妻イマン・アブドゥルマジドが遺灰の一部をまくことに同意したそうだ。「デヴィッドのゴッドチャイルドとデヴィッドはバーニングマンやその意義について長い間議論したことがあります。デヴィッドはその裏にあるメッセージに強く惹かれていました」と、情報筋は語っている。
バーニングマンは砂漠の何もない荒野に即席の街を作り上げ、そこに集った人達が共同生活を送るイベント。一週間後に全てを取り壊し、再び無の世界に戻す。
バーニングマンでは参加者によって大きな寺院のような構造物が建てられ、デヴィッドを追悼する小さな儀式が執り行われたそうだ。参加者の多くがデヴィッドの曲をかけ、顔に象徴的な稲妻のフェイスペイントを施していたのこと。建造物は他の物と同様に、最後には焼かれ灰になったという。