M・スコセッシ監督、遠藤周作原作『沈黙』2017年公開決定
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『タクシー・ドライバー』などで知られる巨匠マーティン・スコセッシ監督の最新作『沈黙-サイレンス-』が、2017年に日本公開を迎えることが決定。併せて、劇中の場面写真も解禁となった。
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本作は、遠藤周作の小説『沈黙』(新潮文庫)を実写映画化した作品。劇中では17世紀の江戸初期を舞台に、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いた宣教師の目に映った、想像を絶する光景、そして人間にとって本当に大切なものとは何かが描かれる。
キャストには、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで知られるアンドリュー・ガーフィールド、『シンドラーのリスト』のリーアム・ニーソン、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でブレイクしたアダム・ドライバー。そして日本からは、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派俳優陣が集まった。
脚本は、『ギャング・オブ・ニューヨーク』などのジェイ・コックス。撮影は『ブロークバック・マウンテン』のロゴリゴ・プリエトが務め、美術は『ヒューゴの不思議な発明』などでアカデミー賞を3度受賞しているダンテ・フェレッティが担当する。また、編集をアカデミー賞に3度輝いたセルマ・スクーンメイカーが務めるなど、スタッフにも実力者が名を連ねた。アメリカでは2016年末に公開する予定で、本年度の賞レースにおける有力作として注目を浴びている。