菅田将暉×ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』、豪華8人の追加キャスト決定
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菅田将暉とヤン・イクチュンをダブル主演に迎え、寺山修司が1966年に遺した唯一の長編小説を映画化した『あゝ、荒野』から追加キャストが解禁。ヒロインに木下あかりが抜擢されたほか、ユースケ・サンタマリア、木村多江、山田裕貴、今野杏南、でんでん、モロ師岡、高橋和也が出演していることが明らかになった。
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本作は、現代の新宿を舞台に、少年院あがりの新次(菅田)と、吃音や赤面対人恐怖症に悩むバリカン(イクチュン)が、ボクシングジムで運命の出会いを果たし、ボクサーとしての道を進んでいきながら織り成す、奇妙な友情と愛、そして絶望的なまでの切なさを描いた感動の人間ドラマ。
新キャストの木下は、新次とバリカンに影響を与えるヒロインの芳子を演じ、山田は新次のライバルに扮する。木村が演じるのは新次の母親・京子で、今野は闇の研究会メンバー・恵子役を務める。また、でんでん、モロ師岡、高橋和也が脇を固め、ユースケは新次とバリカンにとって人生を一転させる程の影響を与えるボクシングジムのトレーナー・堀口(片目)役だ。
木下は、「監督の1シーン1カットへの愛情を感じながら、カメラマンの夏海さんのカメラワークの中にいられることがとても幸せです」と喜びのコメント。山田は「アクションをアクションとしてやってしまうと型に見えてしまうので、時にはハートでぶつかり合ってリアルに演じていけたらと思っています」と意気込みを語る。また、木村は「現場では、監督との話し合いで、演じる道すじが決められ、ドキュメンタリーの様に、感情が映し出されていく」といい、「自分の感情がどこに行くのか、私自身にもわからない」とはいうものの、演じる役柄は「愛おしい」と口にする。
一方のユースケは、「すごい芝居をする奴らだってっていうのは知ってるんだけど、最初から堀口(片目)という役どころでふたりを見ているので何だかとても可愛く見えて、可愛くてしょうがないという感じです」と笑い、菅田やイクチュンとの共演を楽しんでいるようだ。
映画『あゝ、荒野』は2017年全国ロードショー。