福山雅治、尾行手口に「すごく興味深い」今後のパパラッチ対策の参考に!?
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歌手で俳優の福山雅治が18日、都内で行われた主演映画『SCOOP!』の完成披露試写会に二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキー、大根仁監督と共に出席した。本作で福山は芸能スクープを狙う敏腕カメラマンを演じたが「職業柄、尾行されることもありますが、する側の資料を見ると緻密だったり大胆だったりすごく興味深かった」と今後のパパラッチ対策の参考!? になった様子だった。
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本作は、1985年に原田眞人監督で製作した『盗写 1/250秒』を原作に、映画『バクマン。』の大根仁監督が福山雅治を主演に迎え映画化。数々のスクープをものにしてきた写真週刊誌のカメラマンが、新人記者とコンビを組むことによって、さまざまなことを思い、行動していくさまを描いた物語。
初めて大根監督とタッグを組んだ福山だったが、その印象を「もっと厳しい人かと思っていたのですが、すごく優しかったです」と語る。すると大根監督は「僕はフェミニストなので女優には優しいのですが、福山さんは女優と思って演出したんです。いかに優しくきれいにとるか……」とプランを明かす。さらに作品に真実味を持たせるために、写真週刊誌や張り込みの現場を取材したという大根監督。
そんな大根監督の極秘資料に、吉田は「わたしが見た資料は大物俳優の張り込みDVDだったのですが、『ここまで手の内を見せていいの?』と思う内容だったので、恐ろしいなぁと戦慄が走りました」と普段撮られる側の人間ならではの感想を述べる。
また福山はパパラッチという役になりきるために、無精ひげにパーマ、アロハシャツに革ジャンという役柄の衣装で1ヵ月間生活したという。「僕は器用な役者じゃないので、衣装の力を借りて役作りをしていました」と語ると、その衣装でリリーとスカイツリーに行ったことを明かす。リリーは「福山くんが撮影が終わったあと、スカイツリーにどうしても行きたいっていうんですよ。そんなところに行ったら大変なことになると思ったのですが、誰も気がつかないんです。福山雅治ではなく(劇中の)都城静になっていたんですね」と裏話を披露し会場を盛り上げた。
映画『SCOOP!』は10月1日より全国公開