太賀、パンチパーマでも「もっと個性を出していきたい」更なる“個性”求める
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俳優の寺尾聰が13日、TBSの新日曜ドラマ『仰げば尊し』の舞台挨拶に登壇。多部未華子、真剣佑、村上虹郎ら若いキャスト陣に囲まれて「とても刺激を受けている」と充実した撮影になっていると話し、俳優としても先生役を買って出ていると明かした。
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本作は、神奈川県立野庭高校の弱小吹奏楽部に起こった奇跡の実話を基にしたオリジナルドラマ。同舞台挨拶には寺尾らのほか、石井杏奈(E‐girls)、北村匠海、太賀、佐野岳も登壇した。
寺尾演じる樋熊は、定年まで残り1年を切った初老の高校教師。「厳密に言うとおじいちゃんと孫くらいの差があるけど、それじゃあドラマが成立しない。いつも『自分が最前線だと思ってやるんだよ』と皆にも話している」と俳優の大先輩としても“教師役”を買って出ている様子。また、共演する若手キャストについては「ネクストビッグスターが揃っている。毎日会う度に“変わった”と思う。“これは負けてられないな”と刺激を受けている」と話した。
多部は寺尾の娘役であるため、寺尾との二人の撮影が多いとのことで「熱心に色んな話をしてくださる」と告白。そんな多部に「一言も話さないのが(普段の)私」と寺尾が言い返すと、多部は笑いながら「絶対ウソだ」と反論。微笑ましい“親子”のやり取りを垣間見せた。
不良高校生グループの一人・木藤良蓮を演じる真剣は、「アメリカにいるときから学園モノにすごい憧れを抱いていて、いつか出たいと思っていた」と出演の喜びを吐露。本作については「涙がこらえられないくらい、胸にグサッと刺さるものがあった」と感無量の様子。真剣と同じく不良生徒役の太賀はパンチパーマ姿で登壇したものの「もっと個性を出していきたい」と更なる個性を求め、笑いを誘う。また「有無を言わさず(衣装スタッフから)『君はパンチだ』と言われた」と述懐。加えて、ムードーメーカーが誰か問われると、共演陣の多くから指を差されて「なんか不服ですね…」と首をかしげた。
日曜劇場『仰げば尊し』はTBS系にて、7月17日21時より放送スタート(初回は25分拡大)。