柚希礼音、「レオン役やるの?」に苦笑い ミュージカル『バイオハザード』は女性役
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元宝塚歌劇団の星組トップスターの柚希礼音(ゆずき・れおん)が6日、オリジナルミュージカル『バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』の制作発表記者会見に出席。宝塚退団後の初のミュージカル主演にかける意気込みを語り、イケメンキャストに囲まれて「テンション上がってます」と喜んだ。
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本作は、売上本数6800万本を誇る人気ゲームシリーズ『バイオハザード』の20周年記念ミュージカル。同シリーズのコンセプトを踏襲し、人類を滅亡へと向かわせるウィルスとの戦いを描く。会見には横田栄司、渡辺大輔、 平間壮一、 海宝直人 、吉野圭吾(海宝・吉野はWキャスト)、作曲・音楽監督の和田俊輔、監修の小林裕幸、脚本・演出のG2も参加した。
過去の記憶を失ったリサ・マーチンを演じる柚希は、劇中衣装でステージに登場。冒頭の写真撮影で5人の男性キャストに挟まれて「こんなにズラリと囲まれますと、あまりの豪華さにテンション上がってます」と話し笑みを浮かべる。
宝塚退団後初のミュージカルということで「退団後、すっごくお芝居がしたいと思っていた。ゲームでも映画でも有名なバイオハザードがどのようにミュージカルにするのか。“柚希礼音”とは違う役になることが楽しみ」とヤル気満々。アクションシーンは「すごく多そう。色々やったことがないことをやってみたい」と意欲を見せた。
また、同ゲームシリーズに男性キャラクターのレオン・S・ケネディが存在することに触れて「『バイオハザードします』って発表したとき『レオン役をするのか?』と皆に言われた。『レオンは男だから、レオンじゃないですよ』と伝えた」と明かし、「カッコいい闘う“女性”を精一杯やっていきたい」と意気込んだ。
本作に出演するにあたってゲーム版をプレイしたというが、「子供の頃から(ゲームが)できない。プレイステーションを用意したけど、(プレイしたら)どうしても最初のゾンビを倒すことができない。何度やってもいっぱい噛まれて死ぬ。ちょっとカプコンさんへ練習しに伺います」と語って報道陣の笑いを誘った。
ミュージカル『バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』は、東京・赤坂ACTシアターにて9月30日から10月12日、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて11月11日から11月16日に公演。