ジョディ・フォスター、ハリウッド女優・監督“初”の手形設置「エキサイティング!」
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映画『マネーモンスター』で監督を務めたジョディ・フォスターが約8年ぶりに来日し、2日に都内にて行われた本作の試写会イベントに登壇した。「大好きな日本、東京に、自分の監督作を携えて来られたことが嬉しいです」と喜びを表した。
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この日のイベントで、観客へのサプライズとして客席から登場したジョディ。至近距離でジョディを見た観客は感激の表情を浮かべる。さらに撮影もOKということで、登場した途端、観客は夢中でシャッターを押していた。
主演がジョージ・クルーニー、共演にジュリア・ロバーツ、そしてジョディ監督と、オスカー受賞者の豪華顔合わせで話題の本作。ジョディは二人について「素晴らしい俳優で、しかも友人でもあります。特別な絆があってマジカルな関係です。映画を観てもらってもその絆が感じられると思います」と語る。
先日ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれたばかりのジョディ。「タイミングを待っていました。女優としてではなく監督として名前を刻みたかったのです。子どもたちとあの場所を通ると『ママの星は?』と聞かれ、『まだないの』と答えてました。でも待った甲斐がありました」と喜んだ。
そして今度は日本のスターの象徴である日比谷シャンテの合歓の広場に設置する“手形”をハリウッド女優、そして監督として初めて取ることが決まり、この日、そのためのハンド・プリントを公開で行った。ジョディは「エキサイティング!ハリウッド女性監督として初なのがうれしいです」と笑顔を見せた。
最後に本作について、「テクノロジーやスピード感など、今を生きている世界の物語です。速いペースで展開していくので気を張って観てください!そして、自分だったらどうするかを考えてみてください」とアピールした。
本作は、人気生放送番組が突然ジャックされ、犯罪現場が全米生中継されてしまうという全編張り詰めた緊張感で進むリアルタイム・サスペンス。ウォール街の闇に封じ込まれた情報操作を暴くため、番組を乗っ取ってきた謎の男に人質として捕まるも、次第に“共犯”へと立場を逆転させる司会者リー(ジョージ・ククルーニー)と、事件の裏側に迫る番組ディレクターのパティ(ジュリア・ロバーツ)の姿を通じ、ひとつの“真実”に辿りつく様子を描く。
映画『マネーモンスター』は、6月10日全国公開。