尾野真千子、夏目漱石の妻役で長谷川博己と共演
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女優の尾野真千子が、NHKの新ドラマにて、文豪・夏目漱石の妻・中根鏡子役で主演することが分かった。気難しい人物であったとされる漱石役に長谷川博己がキャスティングされ、2人は夫婦を演じる。
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今年は漱石没後100年の年。『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』など今なお彼の作品は人々に愛されているが、実はその多くは、妻・鏡子との夫婦生活を下敷きに描かれているという。
互いに恋に落ち結婚。しかし夫となった漱石は頭脳明晰ではあるものの、家庭の温もりを知らずに育った過去を持ち、情緒の不安定な気難しい人物であった。今回尾野は、夫を理解しようと夫が読むものを読み、夫の友人達に交わって難しい会話に入って行こうとする一途で大らかな女性を熱演する。
物語では、鏡子が初めて身ごもった子どもを流産、孤独から自殺未遂騒ぎを起こし、夫婦にとっての最初の危機が描かれる。果たして二人の前途はどうなるのか…。
共演には黒島結菜、満島真之介、竹中直人、舘ひろしほか豪華な面々が顔をそろえる。NHK土曜ドラマ『夏目漱石の妻』は9月下旬放送スタート。