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レオナルド・ディカプリオ、15回目の来日 “桜の開花”初体験に「とても楽しみ」

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『レヴェナント:蘇えりし者』来日記者会見に登壇したレオナルド・ディカプリオ
『レヴェナント:蘇えりし者』来日記者会見に登壇したレオナルド・ディカプリオ クランクイン!

 映画『レヴェナント:蘇えりし者』で、アカデミー賞・主演男優賞を獲得した米俳優レオナルド・ディカプリオが23日、同作PRのために来日し、記者会見に登壇。アカデミー賞受賞の喜びや作品にまつわるエピソードの他、初めて見る桜の開花に思いを馳せた。

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 本作は、マイケル・パンクの同名小説を原作とするウェスタン伝記映画。ハイイログマに襲われ、瀕死の重症を負った上に最愛の息子を殺されてしまった実在の罠猟師ヒュー・グラスが、死の淵から蘇り、裏切り者を追って極寒のフロンティアを突き進む様を描く。監督は、史上3人目であり65年ぶりの快挙となる、2年連続でアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ。

 登壇するや、オスカー受賞のお祝いを受けたレオナルドは、日本語で「アリガトウ」と挨拶。本作について「私にとって特別です。1年近くこの世界にどっぷり浸かりました。監督がどうやってこれだけのものを作り上げたのか、今だに理解しがたいです。映画史に残る芸術作品になったと思いますし、私はこのような作品にはもう2度と関われないかもしれません」と、俳優人生においてとても重要な作品であるとコメント。

 また、休養宣言を撤回して本作に挑んだ経緯について「脚本を読んで惹かれました。映画を作っているというよりも、壮大な旅に出ている感じ。アレハンドロ監督のスタイル、撮影方法はあまりにも特別で独創的で、“(出演機会を)絶対に逃してはいけない”と思いました」と振り返った。
 
 オスカー受賞後の変化に対しては、「まだ数周間前の出来事なので、俳優としてどう変わっていくのか未知のことです。個人的には、変わらないことを望んでいます」と述べ、「受賞は光栄なことですが、私が役者をやっているのは元々持っていた夢や理想を追求し、最高の映画、作品を作っていくことが今も変わらぬ願いです。映画史の英雄たちの後に続きたい。本当にこの芸術、この映画という世界が大好きなんです」と映画愛を熱く語る。

 日本は15回目だというレオナルドは、今回の来日について「京都の大仏や寺院を回ったりしたいです。あとは、今まで桜の開花時期に来たことがなかったので今回とっても楽しみ」と笑顔を見せた。

 映画『レヴェナント:蘇えりし者』は、4月22日より全国ロードショー。

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