松坂桃李、堤幸彦監督から「馬と一緒に走って」 『真田十勇士』現場での無茶振り告白
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映画『真田十勇士』クランクアップ報告会見が17日、都内で行われ、中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、加藤雅也、大竹しのぶ、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、青木健ら豪華俳優陣と、堤幸彦監督が集結し、本作への意気込みを語った。
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本作は、2014年に中村と松坂が出演し大ヒットとなった舞台「真田十勇士」を、『20世紀少年』『SPEC』シリーズなどの堤幸彦監督が映画化した歴史ドラマ。天下統一を目前とする徳川家康と豊臣秀吉の遺児・秀頼の対立が激化する中、ヘタレなのに天下の名将として祭り上げられてしまい、実際の自分とのギャップに悩む真田幸村と、幸村を支える忍びの猿飛佐助、霧隠才蔵ら真田十勇士達の活躍を描く。
猿飛佐助役の中村は、「舞台を上演しているときに、堤監督に“映画にしてくださいよ”と言っていたのが実現しました」と、晴れやかな笑顔を見せ、「撮影は過酷でしたが、何とか終えることが出来ました。夢みたいな2ヵ月半でした」と回想。また、「僕は飛べない設定で、才蔵に抱えられて飛ぶシーンがあって、気持ち良かった」と印象深いシーンを述懐する。
霧隠才蔵役の松坂も、「空を飛んだり、馬と走ったり、少年漫画を地で行くようなとてつもない現場でした。過酷な現場でしたが、毎日が楽しかった」とコメントとするが、堤監督から「“馬と一緒に走ってください”と言われました」と、驚きのエピソードを告白。「“何を言ってるの?それは無理です”と言っても、監督から“大丈夫ですよ。でも忍者なので腕は振らないで。一緒になった部分を使いますから”って…」と、無茶振りをされたという。
佐助と才蔵の幼馴染のくノ一・火垂役を演じた大島は、「男くさい現場でした。皆さんすごく仲が良くて、圧倒的な映像美を楽しみにしていてください」と充実の笑顔を浮かべる。また、大島は今回が時代劇初挑戦だったが、「木を縦に走るシーンが印象に残ってます」とワイヤーシーンを楽しんだようで、堤監督から「完璧だったよ」と太鼓判をもらっていた。
映画『真田十勇士』は9月22日全国公開。