ハリウッドで活躍する俳優や女優は、実は海外ドラマ出身が多いことをご存知だろうか。近年、ドラマ出身で大ブレイクした俳優といえば、ベネディクト・カンバーバッチがいる。そこで、今後海外ドラマから注目のネクストブレイクを紹介したい。

　最初に、音楽業界の裏側をセンセーショナルに描いた『Empire／エンパイア 成功の代償』（4月2日DVDリリース）のジャシー・スモレットが挙げられる。同作では、彼は音楽業界のトップに立つ父と対立する次男のシンガーソングライター役。公の場でゲイであることをカミングアウトするシーンでは、多くの同性愛者から絶賛されたが、実は、ジャシー自身もゲイであり、TV番組でカミングアウトしている。
　天性の美声の持ち主でもあり、来日時には日本でもその美声を披露し、多くのファンを心酔させた。ルックスに演技、そして歌声と、ショウビズ界で、今、もっとも注目される俳優の一人である。

　次に、クエンティン・ラタンティーノとロバート・ロドリゲスがタッグを組んだアクションホラー映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』をリメイクしたTVシリーズ『フロム・ダスク・ティル・ドーン　ザ・シリーズ』（ブルーレイ＆DVD発売中）のゼイン・ホルツを紹介したい。本作では主人公の強盗兄弟の弟役で出演。がっちりとしたマッチョさと、映画同様のクレイジーさで多くのファンを獲得している。

　そして、『殺人を無罪にする方法』（DVD発売中）に出演中のジャック・ファラヒーも見逃せない。本作は、敏腕弁護士でロースクールの教授でもある主人公が、インターンに選ばれた学生たちと、あらゆる手を使って殺人事件の被告人を無罪に導くサスペンス。ジャックは、このインターンに選ばれたナルシストなコナー・ウォルシュを演じており、番組放送後にはイケメンすぎるとして話題となった。

　それぞれタイプは違うものの、イケメンで高い人気を誇る。この中から、未来の大スターが生まれるかもしれない。