かねてから囁かれていた噂が現実になった。米ディズニーがスティーヴン・スピルバーグ監督とハリソン・フォードの人気シリーズ『インディ・ジョーンズ』の第5弾の製作を正式に発表した。もちろん、スピルバーグが監督、ハリソンがインディ・ジョーンズ役で続投。タイトル未定のシリーズ最新作は2019年7月19日全米公開予定とのことだ。

　『インディ・ジョーンズ』シリーズは1981年の『インディ・ジョーンズ／レイダース 失われたアーク《聖櫃》』を筆頭に、考古学者インディ・ジョーンズが世界を股にかけ伝説の秘宝探しと冒険の旅に出るさまを描くアクション・アドベンチャー。1984年に第2弾『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』、1984年にショーン・コネリー、リヴァー・フェニックス共演の第3弾『インディ・ジョーンズ／最後の聖戦』、2008年に第4弾の『インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国』が製作・公開された。

　The Hollywood Reporterによると、ウォルト・ディズニー・スタジオ会長のアラン・ホーン氏は「インディ・ジョーンズは映画史に残る最も偉大なヒーローの1人です。2019年に彼をスクリーンに復活させることが待ち遠しい」とコメント。「監督、プロデューサー、俳優そして役がこのように完璧なコンビネーションを生むことは滅多にありません。ハリソンとスティーヴンと共にこの冒険に乗り出すことに、何よりも興奮しています」と語ったという。

　前4作はルーカス・フィルム製作、パラマウント・ピクチャーズ配給だったが、2013年にパラマウント・ピクチャーズとディズニーが合意に至り、以後製作される『インディ・ジョーンズ』シリーズの権利はディズニーが所有することになった。2019年に公開予定の新作は、これまで製作総指揮としてスピルバーグ、ハリソンと共に作品に関わっていたジョージ・ルーカスが参加しないシリーズ初の作品になるという。