ダニー・ボイル監督、人気ミュージカル『ミス・サイゴン』映画化でメガホンか
『スラムドッグ$ミリオネア』などで知られるダニー・ボイル監督が、ミュージカル『ミス・サイゴン』の映画版でメガホンを取る可能性が出てきたと海外メディアDaily Mailが報じている。同ミュージカルは、ベトナム戦争終焉の時代を舞台に繰り広げられる愛の模様を描き、1989年ロンドンのウエストエンドでの初演以来、現在までに15ヵ国語、28ヵ国、300都市で公演が行われてきた。
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『ミス・サイゴン』の舞台は1975年。アメリカ兵クリスは、ベトナム戦争で家族を失いキャバレーで働かざるを得なくなったベトナム人女性キムと出会い恋に落ち、互いに愛を誓う。しかし、サイゴン陥落の混乱の中でふたりは無残にも引き裂かれてしまう…というストーリー。
ワーキング・タイトル製作の映画版のスタッフには、ミュージカル版プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ、『博士と彼女のセオリー』『レ・ミゼラブル』のタッグであるティム・ビーヴァンとエリック・フェルナーも加わることになっている。