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ディーン・フジオカ、生まれ故郷・福島県のドキュメンタリーでナレーション

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ディーン・フジオカ、生まれ故郷・福島県の再生番組のナレーションを担当
ディーン・フジオカ、生まれ故郷・福島県の再生番組のナレーションを担当(C)NHK

 俳優のディーン・フジオカが、生まれ故郷・福島県の人々が地域再生のため奮闘する姿を追ったドキュメンタリー「明日へ つなげよう『フクシマ再生 9代目・彌右衛門の挑戦』」(NHK総合テレビ)のナレーションを務めることが明らかになった。

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 福島・喜多方で226年続く造り酒屋の9代目当主・佐藤彌 右衛門さん。 電力とは全く無縁だったが、震災後、市民によるご当地電力会社「会津電力」を設立、原発事故で苦しむ福島の真の再生を目指し、豪雪地帯での太陽光発電や風力発電に挑戦している。本番組は、震災5年の節目を迎えた福島の豊かな田園風景を美しい映像で織り込みながら、 地元愛に燃え、再生可能エネルギーを通して福島の再生に命をかける仲間たちの奮闘に半年間密着したヒューマンドキュメンタリーだ。

 NHK連続テレビ小説『あさが来た』の五代友厚役で大ブレイクし、現在、映画・ドラマで引っ張りだこのフジオカ。福島県須賀川市出身だが、震災が起きた時はジャカルタに滞在しており、日本の家族にまったく電話が通じず、当時は相当混乱していたとのこと。「あれから5年ですが、何か自分にできるやり方で、福島県の復興に関わっていきたい」という思いが募っていた時に、この番組の企画に出会った。

 「ちょうど『太陽光や風力』といった再生可能エネルギーもその大きな力になるのではないかと思っていたところだった」と語るフジオカは、今回の挑戦を知り、大いに共感。ナレーションを快諾したという。ちなみにフジオカは、震災5年の今年、福島県が作った短編ドキュメンタリー・アニメ『みらいへの手紙 ~この道の途中から~』のストーリーテラーも務めている。

 未曽有の大災害となった東日本大震災。被災地は、さまざまな課題を抱えながらも、復興への一歩を歩み出している。震災の瞬間、人々は何を考えどう行動したのか、それを克明に語る証言の数々。 今、被災地の人たちはどのような困難に直面し、何が必要なのか。フジオカのナレーションと共に多角的なアングルで、復興への道のりを伝える。

 ドキュメンタリー番組「明日へ つなげよう『フクシマ再生 9代目・彌右衛門の挑戦』」は、NHK総合テレビにて4月10日午前10時05分~53分、再放送は4月15日14時5分~53分放送。

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