佐野岳、舞台で圧巻の殺陣を披露! 『終わりのセラフ』ミュージカル開幕
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佐野岳が主演する「『終わりのセラフ』The Musical」の公開ゲネプロが4日に都内・アイア 2.5 シアタートーキョーで行われた。物語の持つ壮大な世界観が広がる舞台で、吸血鬼と戦う若者という難しい役どころを佐野が熱演する。
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本作は、2012年10月号より「ジャンプスクエア」(集英社刊)にて連載中の同名コミックスを原作に、人間と吸血鬼の戦いを描いたダークファンタジー。吸血鬼に支配された世界で、運命にあらがう少年たちの織りなすストーリーが絶大な人気を集め、2013年2月にはVOMIC化、2015年4月にはTVアニメ化、2015年12月にはゲーム化されるなど、大々的なメディアミックスを展開している。
舞台化は本作が初の挑戦で、新進気鋭の元吉庸泰が演出を務める。主演となる百夜優一郎役を佐野が務めるほか、百夜ミカエラ役を鈴木勝大、一瀬グレン役を小野健斗、三宮三葉役を美山加恋、君月士方役を水石亜飛夢ら、注目の若手俳優たちが顔を揃える。
人間と吸血鬼の戦いを物語の主軸としつつも、友情、笑い、ちょっとの恋愛と、学園ドラマ的要素も存分に盛り込み、物語に深みを見せる。また、優一郎とミカエラの互いを思うがあまりに気持ちがすれ違っていく様が切なく描かれ、観客を引き込み、そして、怒濤のラストへと繋がっていく。物語はまだ始まったばかり。続編についての発表などはないが、終演後、優一郎とミカエラの続きを観たいと強く願う気持ちにさせる作品に仕上がっている。
さらに、高い運動能力を誇ることでも知られる佐野が、本作で見せる見事な殺陣も見どころの一つといえよう。流れるように戦う姿は、美しくも力強く、圧巻の1シーンとなっている。
「『終わりのセラフ』The Musical」はアイア 2.5 シアタートーキョーにて、2月4日から11日まで上演。