ダニエル・クレイグ、『007』100億円超の出演オファーを拒絶か
2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』から4作の『007』シリーズに出演する6代目ジェームズ・ボンドの俳優ダニエル・クレイグが、製作側から6800万ポンド(約109億7000万円)で同シリーズにあと2作出演してほしいとオファーされたが、断ったと英メディアMail Onlineが伝えた。
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ダニエルはこれまでの4本の作品を合わせた出演料が推定3800万ポンド(約61億円3000万円)だったそうで、出演料はボンドを演じた過去のどの俳優よりも高かったとのこと。その額の倍近い出演料でもう2本となると、かなりの高額ギャラになるが、情報筋は「ダニエルはまさにやりきったんです。映画スタジオMGM幹部とは『007 スペクター』の後に話しました。MGM側は彼に相当な額の出演料を提示しましたが、彼は望んでいませんでした」と語ったという。
「撮影後、ダニエルは周囲の人間に(『007 スペクター』が)最後になると話していましたが、製作側は『007 スペクター』の後も彼に高額ギャラをオファーすれば気が変わると感じていたようです」と、この情報筋は続けている。ダニエルが続投についてその気のない発言を続けていたので、製作側はついに交渉するのを諦めたという。
ダニエルが降板する可能性が高いということで、海外ではかねてより新ボンドを誰が演じるかで議論が過熱していたが、最近は『マイティ・ソー』シリーズの俳優トム・ヒドルストンが、サム・メンデス監督とミーティングをしたとのことで有力候補に挙がっている。