相武紗季、「結婚は焦ってない」 恋愛ドラマ主人公から刺激
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11月3日スタートのNHK BSプレミアムのドラマ『仮カレ』の記者会見が、15日都内にて行われ、相武紗季、中越典子、塚本高史が登壇した。「スタンダードな恋愛ドラマは久しぶり。刺激を受ける作品です」という相武。「恋愛ドラマはあまり得意ではないんです」とのことだが、「台本を読んで、ここまで思いを吐露しているドラマも珍しいと思いました。新しい恋愛ドラマの形としておもしろいと思える作品」と紹介した。
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ネット通販会社を舞台に、仕事に燃えるアラサーの主人公・豊島杏(相武)と、結婚を目標に掲げるアラフォー女性・原田美樹(中越)が、仕事や恋愛といった人生の難題に立ち向かい、自分らしい生き方を選択していく、ちょっとせつなくて爽快な物語となっている本作。
仕事に燃える一方、35歳までにハイスペックの男性と結婚することを考えながら、今は「一緒にいて安らげる」ということで、“仮カレ”の派遣社員(塚本)と交際している。そんな杏について、「これでも成り立つんだなと思って…」と驚いたという相武。「私は30歳になって適齢期といえば適齢期なんですけど、そんなに焦ったりはしてないし、どっちかっていうとボーッとしているタイプ。『なんかすごいな、しっかりしてるな』と思いながら演じています」と笑った。
杏と美樹が、お互いの恋愛観、結婚観の違いから、会社のトイレで本音で毒を吐き合う生々しいやりとりのシーンが、この作品の見どころとなっている。
そんな二人について相武が「表の部分は美樹さんのほうが素敵だなと思うけど、中身を全部さらけ出すと杏のほうがストレートでいいなと思います」と語ると、中越も「私も杏が好き、というか憧れますね。何を言われても突き進める精神力の強さとか…」と打ち明ける。それを聞いた塚本は「どっちも嫌ですよ、男からしたら…。トイレで毒を吐いてるところは見たくない」と苦笑いしていた。
ドラマ『仮カレ』はNHK BSプレミアムで11月3日23時15分より放送開始。