井上真央「一生分の涙や悲しみを感じた」 大河『花燃ゆ』を振り返る
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NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で主演を務める井上真央が、30日に同局のトーク番組『スタジオパークからこんにちは』に出演した。「『花燃ゆ』クランクアップスペシャル」と題され、クランクアップ映像やハイライトシーンなどと共に放送されたこの日、井上は1年間の撮影を振り返った。
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クランクアップを迎えた感想を「ご想像通りというか、燃え尽きております。ただ、清々しい気持ちはありますね」と笑みを浮かべる。そして1年間演じきった感想を「(文という)その人の人生をお借りして生きたので、人が一生分感じるであろう涙や悲しみを感じましたし、その分成長もさせていただきました」と感慨深く語った。
一方で主人公の文を演じることに「特別に有名ではない方であり、その分チャレンジでもありましたが、いろんな共演者とのお芝居の中で、文、そして美和ができたなと思いました」と、役へのアプローチを振り返った。
また、『花燃ゆ』の共演者から多くのコメントが井上に寄せられ、当日、司会を担当し、同作でも共演した女優の久保田磨希は「ぶれないんですよね、いつも。常にいい意味でニュートラル」と井上を絶賛。
さらに、かつて連続テレビ小説『おひさま』でも共演し、高杉晋作を演じた高良健吾からは「絶対にネガティブな顔をせず、みんなの真ん中にいる人。前回よりもっと責任のある現場にいて、プレッシャーは半端じゃなかったと思います」と、座長として1年間演じきった井上を労った。
文の母を演じた檀ふみは「どのシーンも彼女が引っ張ってきているわけですから、それが積み重なってオーラとなり、発光している感じがします」と、井上の功績を賞賛。そして番組ラストには「1年2ヵ月お疲れ様でした!」というデータ放送投票に29万1千16票が投票され、井上は「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。