佐藤健、“山田孝之式腹筋”を披露する神木隆之介に苦笑い「こんなのやるの君だけ」
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映画『バクマン。』のレッドカーペットアライバル・完成報告トークショーが、8日、都内にて行われ、佐藤健、神木隆之介、山田孝之ら豪華キャストが登壇。ほとんど男ばかりで体育会系の部活のようだったという撮影現場のエピソードを和気あいあいとした雰囲気で語った。
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ステージ前に敷かれたレッドカーペットを歩きながら登場したキャストたち。「映画、完成しました!」と佐藤が報告すると、場内は大歓声につつまれた。佐藤は「王道の青春ストーリーではあるんですが、大根監督の手によって、最先端の技術を駆使し、スタイリッシュでスマートで、ハイセンスな作品になりました」と紹介した。
撮影にあたって、漫画家役のキャストたちは漫画の猛練習をしたという。佐藤も「すげー練習しました。芝居しながら漫画を描くのって、身体にしみついていないと出来ないので、待ち時間はずっと漫画の練習をしていました」と話す。
また待ち時間といえば、ある日の待ち時間、神木は山田から椅子を使った筋トレを伝授。神木の次の作品がたくましい身体が必要な役柄で、日頃筋トレをしている山田から独自の腹筋を習ったという。その“山田式腹筋”を「ここで披露してみたら」とリリー・フランキーら他キャスト陣にあおられ、横向きになり披露。場内は大いに盛り上がったが、一緒に筋トレを伝授された佐藤は終始苦笑い。「俺はこういうのやんない派なんですよ。よくやったな。こんなのやるの君だけだよ」と冷やかしていた。
最後に神木は、「この映画は『少年ジャンプ』のように、友情、努力、勝利、恋がつまった、みなさんに楽しんでいただける作品です」、佐藤は「映画が完成して、雨の中1番に駆けつけてきてくれたみなさんに恩返しができる作品になっていると思います」とアピールした。
なおイベントには、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、大根仁監督、主題歌を担当するサカナクションが登壇した。
高校生の真城最高(佐藤)は高い画力を持ちながらも夢をもたず、ただ流されるように日々を過ごしていた。その背景には大人気漫画家ながら、結局は連載打ち切り、最後は過労死してしまった叔父の存在があった。だが、些細な出来事をきっかけに秀才のクラスメイト・高木秋人(神木)に誘われ、漫画家を目指し始めることになる。
映画『バクマン。』は10月3日、全国東宝系にて公開。