天海祐希、初の悪女役に挑戦! 連城三紀彦『私という名の変奏曲』SPドラマ化
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女優の天海祐希が、連城三紀彦による人気小説『私という名の変奏曲』の実写スペシャルドラマにて、自身初の悪女役として主演を務めることが分かった。人を恨み、恨まれ死んだ世界のトップモデル・美織レイ子という役どころに「持ちうる限りの色気で完全武装してます!」とユーモアを交えて意気込みを見せた。
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『私という名の変奏曲』は、トップモデルの死の真相を暴く過程で見えてきた、嫉妬や妬みといった男女の愛憎劇を超絶技巧で描いたサスペンス。人気カメラマン、国際派デザイナー、アパレルメーカーの社長、大病院の内科部長、ライバルのモデルらに利用され追い詰められたレイ子(天海)は、残酷な復讐を思い立つ…。
レイ子を殺す動機のある容疑者たちには、段田安則、遠藤憲一、夏木マリ、市川猿之助、生瀬勝久、緒川たまき、若村麻由美、キムラ緑子ら個性派俳優がキャスティング。さらにレイ子の死亡事件を捜査する警部補役に玉山鉄二が決定し、モデル死亡事件の裏に隠された複雑な人間関係に気づき、独自の捜査を進めていく。
“理想の女性上司”1位に選ばれるなど、同性からも支持を得る天海は「自分とかけ離れたところにある役というのは面白いですね。こんなにも素晴らしい俳優の方々を脅すような役もめったにできないので、すごく今は楽しくワクワクしながらお芝居をしています」と喜びの心境を明かす。
また、劇中で計20着の豪華な衣装を着用するそうで「いろいろなお洋服を着られるのは楽しい。あと、生意気にもファッションショーのシーンとかですね、もうなんか本物のモデルさんと並んで歩くのはすごく嫌だったんですけど(笑)」と語り、「今までに私が演じてきた役柄とは違うので、楽しみにしていただきたい。トリックや誰が犯人だったっていうことに興味を持ってもらえるのはもちろんだと思いますが、人間ドラマとして楽しんでいただけるミステリーになっています」と作品の魅力をアピールした。
金曜プレミアム スペシャルドラマ『私という名の変奏曲』はフジテレビにて10月2日21時放送。