『インデペンデンス・デイ』続編、あらすじが明らかに
第1作から20年ぶりの続編公開となる『インデペンデンス・デイ』第2弾。1作目でメガホンを握ったローランド・エメリッヒ監督のもと、米ニュー・メキシコ州で撮影が進んでいる第2弾では、エイリアンの残した技術がストーリーのカギを握るかもしれない。
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FOXより原稿のあらすじを入手したというDeadlineによると、続編は「世界は想像を絶する規模の大惨事に襲われる」とのことだ。「エイリアンが残した技術を回収した人類は、地球を守るために大規模な防衛計画で協力する。しかし、エイリアンの先進、かつ空前の勢力を前に、何の準備も当てにできない人類。根絶寸前の地球に平穏を取り戻すには、数人の男女の創意に懸かっている」という。
エメリッヒ監督は続編の製作が決まる数年前に構想を明かし、「異なる世界だ。まるでパラレルな歴史みたいだ。人類はエイリアンの技術を利用するが、複製の仕方は分からない。有機的にできた技術だからだ。しかし人類はその反重力デバイスを航空機に搭載する方法を考え出した」とインタビューで語っているという。また、「人類はいつかエイリアンが戻ってくると確信し、本当に宇宙を移動する唯一の方法は、ワームホールを通ることだと理解していた。だから人類にとっては20~25年の月日が経過していても、エイリアンにとってはほんの2~3週間かもしれない」とのことだった。
その後、脚本は何度となく修正されて加筆されているはずだが、現行のあらすじから察するに基本的なアイデアは変わっていないようだ。
映画『インデペンデンス・デイ』続編は2016年6月24日より全米公開予定。1作目に出演したトーマス・J・ホイットモア大統領役のビル・プルマンやデヴィッド・レヴィンソン役のジェフ・ゴールドプラムに加えて、リアム・ヘムズワースやマイカ・モンロー、ジェシカ・アッシャー、シャルロット・ゲンズブールなどの出演が決まっている。