新婚・東出昌大「僕の見解は言えない」『花燃ゆ』久坂玄瑞の隠し子疑惑にたじろぐ
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NHK大河ドラマ『花燃ゆ』第18回放送分の完成披露試写会が20日に行われ、主演の井上真央、東出昌大、チーフ・プロデューサーを務める土屋勝裕が登壇。作品への思いを語った。
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直前の放送では、伊勢谷友介演じる兄・吉田松陰と井上演じる久坂文との最後の会話が映し出されていたが、「兄の死を迎えた文にとっても忘れられない時間が続くはずです」と話す井上。
この日上映された第18話について、井上は「坂本龍馬の登場により兄が死んだ意味を深く考えさせられるお話。ひとりの男性を支える妻として、女性として何ができるかを表現していきたい」と、続く撮影への意気込みを語る。第二部では「和やかだった第一部とは異なり、みなさんの衣装や現場の雰囲気も変わってきたので少し寂しさもありました」と撮影での心境を明かした。
東出は、第二部の雰囲気を「幕末ならではの緊張感がより強く漂ってきた」と説明。「松下村塾の塾生たちは一人ひとりの生き様はもちろん、久坂玄瑞と文の関係など、彼らを支えていた女性たちの姿にも注目していただければと思います」とみどころを伝える。
さらに記者からは隠し子がいたとされる玄瑞の生き方についての質問も。「脚本家さんにお尋ね下さい」とたじろぐ素振りをみせた東出だったが「玄瑞自身も様々な心情を巡らせていたと思いますが、僕個人の見解はなかなか言えないです」と苦笑しながら答えていた。
第18話「龍馬!登場」は5月3日放送予定。物語は第二部へ突入し、イギリス公使館焼き討ち、下関での攘夷実行、騎兵隊の結成などが続く激動の幕末期を、それぞれの面々がどのように生き抜くのかに注目も高まる。