名作『若草物語』リメイク再始動、女優サラ・ポーリーが脚本執筆
アメリカの19世紀の女流作家ルイーザ・メイ・オルコットの名作『若草物語』。幾度となく映画化されているが、1994年にウィノナ・ライダー、キルステン・ダンスト、クレア・デインズなどの出演で映画化されて以来、約20年ぶりのリメイクとなる企画がソニー・ピクチャーズで進行しているという。
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The Wrapによると、映画『死ぬまでにしたい10のこと』(03)や『ドーン・オブ・ザ・デッド』(04)などの女優として知られ、『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』(08)ではアカデミー賞脚色賞にノミネートされたサラ・ポーリーが脚本を執筆することに決まっているという。監督は未定だが、映画監督としても注目されているサラに落ち着く可能性があると見られている。
2013年10月に『若草物語』のリメイク製作が伝えられた当時は、新人脚本家のオリヴィア・ミルヒが脚本を執筆すると伝えられたが、以後、企画が動いている様子はなかった。
『若草物語』は、オルコットが1868年に発表した文学小説。南北戦争で揺れる19世紀アメリカを舞台に、マーチ家の4人姉妹、長女メグ、次女ジョー、三女ベス、四女エイミーの成長物語を描く。
1994年の映画化以前にも、名女優キャサリン・ヘップバーンが出演した1933年版、エリザベス・テイラーが出演した1949年版があるが、新『若草物語』ではどのような豪華キャストの共演となるのか。今後のキャスティング情報にも注目したい。