ハローキティや初音ミクも!「2014年最も影響を与えた架空のキャラクター」発表
米TIME誌が1年の総くくりとして、恒例の「最も影響を与えた架空のキャラクター」を発表した。2014年は15人のキャラクターが選ばれ、日本からは今年「ネコじゃない」騒動で話題になったハローキティや、レディー・ガガのコンサートでオープニングアクトを務めた初音ミクの名前が挙がった。
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カウントダウン形式で発表された「最も影響を与えた架空のキャラクター」。15番として最初に紹介されたハローキティは欧米でも既に市民権を得た人気のキャラクターだったが、8月にLos Angeles Times紙に「ネコではない」という記事が掲載されると、他の国のメディアやインターネット上でも様々な反応が飛び交い、一大ニュースとなった。8番目の初音ミクは、芸術性やパフォーマンスに関する議論を巻き起こしただけでなく、レディー・ガガのツアーでパフォーマンスしたとのことで、知名度がさらに上がったようだ。
最後に発表された1番は、世界を席巻したディズニー・アニメ『アナと雪の女王』のエルサ。エルサの声を務めたイディナ・メンゼルが歌う『レット・イット・ゴー』は世界的に大ヒット。海外ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』に実写版のエルサが登場すると視聴率が31%上がったという。また今年は本国アメリカでバービー人形を抜き、エルサ人形が一番売れたとのことだ。
ほか、映画『ハンガー・ゲーム』シリーズの主人公、ジェニファー・ローレンス演じるカットニス・エバディーンは、昨年に続き2年連続の選出となった。カットニスの雄姿は現実の世界にも影響を与え、タイや香港でのデモ活動でカットニスたちが行っている3本指のサインが使われていることがニュースになった。
テレビドラマや映画のキャラクター以外では、マーベル・コミックに誕生した女性版ソーや、ユニセフが展開した糞便キャラクターのミスター・プーなども選ばれている。
TIME誌選出「2014年最も影響を与えた架空のキャラクター」は以下の通り。
1 アニメ『アナと雪の女王』のエルサ
2 キム・カーダシアン
3 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロード(ピーター・クイル)
4 スティーヴン・コルバート
5 海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョフリー・バラシオン
6 オンライン・ドラマ『Transparent(原題)』のマウラ・フェファーマン
7 映画『ハンガー・ゲーム』カットニス・エバディーン
8 初音ミク
9 海外ドラマ『How To Get Away with Murder(原題)』のアナリース・キーティング
10 マーベルの(女性版)ソー
11 海外ドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』のラスト・コール
12 ミスター・プー(ユニセフ)
13 映画『ゴーン・ガール』エイミー・ダン
14 海外ドラマ『ママと恋に落ちるまで』の“ママ”ことトレイシー・マコーネル
15 ハローキティ