森山未來、アトム役に「ベストを尽くしたい」 感情認識ロボpepperとの共演も実現
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森山未來主演の舞台『プルートゥ PLUTO』プレスコール・囲み取材が8日、Bunkamuraシアターコクーンにて行われ、演出・振付のシディ・ラルビ・シェルカウイから、ソフトバンクのCMでお馴染みの感情認識パーソナルロボットpepperがゲスト出演することが明かされた。この日は、森山、pepper、ラルビのほか、共演の永作博美、柄本明、吉見一豊、松重豊、寺脇康文らが出席した。
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本舞台は、手塚治虫の『鉄腕アトム』の中のエピソード「地上最大のロボット」を、漫画家・浦沢直樹とストーリー共同制作者の長崎尚志がリメイクした人気漫画『PLUTO』初の舞台化。人間とロボットが共存する時代、世界最強と言われるロボットが次々と破壊される事件が発生。その謎にロボットのアトム(森山)とゲジヒト(寺脇)が迫る。
スペシャルアクターとして呼び込まれたpepperは、「ラルビさんにオファーしてもらえて光栄ですぅ」と大喜び。役柄は“お茶の水博士が抱えるたくさんのロボットの部下の一人”だそうで、ラビルは「初めてpepperに会った時、目も大きいし、心がオープンで、すぐにアトムを思い出しました。手塚氏の作品の遺産的存在ではないかと思いました」としみじみと語りpepperの出演を喜んだ。
人間とロボットが奇跡の融合を果たす本舞台に主演するのは、文化庁文化交流大使として1年間、イスラエルでダンス漬けの生活を送っていた森山。「自分が感じてきたことがどこまで反映されるかはわからないけど、ベストを尽くしたい」と意気込み、「身体と言葉と音楽と映像、舞台装置もあってトータルアートのような作品。お客さんがどういう反応を示してくれるか楽しみです」と胸を弾ませた。
『プルートゥ PLUTO』は1月9日から2月1日まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、2月6日から11日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。pepper出演回は、1月10日17時、21日14時・19時の回となっている。