田村正和「今回は逮捕される側です」 初弁護士役の竹内結子と10年ぶり共演
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『古畑任三郎』シリーズでの警部補役、『告発~国選弁護人』での弁護士役など、真実を追求する役柄に多く取り組んできた田村正和が、テレビ朝日ドラマスペシャル『復讐法廷』(2月7日21時放送)で“殺人事件の被告人”役を熱演。また本作では、竹内結子が弁護士役に初挑戦し、田村と10年ぶり共演を果たす。
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元大学教授・中原誠司(田村)は、“法の抜け穴”によって無罪放免となっていた、娘をレイプし殺害した凶悪犯・岩崎健二を猟銃で射殺した。岩崎だけでなく、法制度そのものに対する“復讐”として凶行した中原は、自身の罪を認め、弁護を拒んでいた。だがそんな彼の弁護人に就任したのは亡き娘に似た面影を持つ弁護士・緒方信子(竹内)だった…。
田村は「いつもは“逮捕する”側を演じていますが、今回は“逮捕される側”です(笑)」と自身の役柄を説明。「娘を殺した加害者を憎み、“殺してやりたい”と思うところまでは理解できるのですが、実際に殺害し、自分は死刑で構わないと思っている。その複雑な心境をどう演じるか、悩みながら取り組みました」と、いつもとは反対の役に難しさを覚えたという。
久々の共演となる竹内については「10年前はとてもかわいくて“女の子”という印象でしたが、大きな女優さんに成長されたなと実感しました」と感慨深げ。「僕は結子ちゃんの弁護をひたすら見ています。きっとやってくれるでしょう!」と、成長ぶりに太鼓判を押した。
田村の「大きな女優さんに成長」という言葉を受け「お会いしていなかった10年間、私も頑張れていたのかな…と思うと、とても嬉しいです!」と喜びを露わにした竹内。また「田村さん演じる中原の表情がふわっと変わる瞬間があるのですが、それを見て“キュン”としちゃいました!」と田村の注目(!?)ポイントも教えてくれた。
テレビ朝日ドラマスペシャル『復讐法廷』は2月7日21時より放送。