『12モンキーズ』ドラマ版、全米放送を前に冒頭9分を特別公開
米ケーブルテレビ局SyFyによりテレビシリーズ化された1996年のSF映画『12モンキーズ』をベースにしたテレビ版。アメリカでは現地時間1月16日に初回放送を控えているが、Yahoo!TVにより第1話の冒頭9分の映像が公開された。
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同シリーズでは、海外ドラマ『NIKITA/ニキータ』でバーコフ役を務めたアーロン・スタンフォードが、映画版でブルース・ウィリスが演じたジェームズ・コール役を演じている。マデリーン・ストーが演じたライリー医師役は、ドラマ版ではカサンドラ・ライリーと名前が変更になり、映画『J・エドガー』(12)のアマンダ・シュルが務める。また「12モンキーズ」の謎を紐解くカギを握る精神病院の患者で、劇中ではブラッド・ピットが演じたゴインズは性別が女性に変わり、名前もジェニファー・ゴインズとなった。映画『コズモポリス』(13)のエミリー・ハンプシャーが演じる。
公開された映像を見ると、ドラマは西暦2043年、コールが銃を持ちながらもう一人の人物と雪の中、何かを探している場面から始まる。そして2013年現在に時は戻り、医師団を前にライリーが疫病について語り、未来は予測出来ないが不測の事態に備えることは出来ると演説している。
会合の帰り道、コールはライリーの前に現れるが、2015年に来るはずが2013年に来てしまったことから、ライリーが知っているはずのリーランド・フロストという人物のことを聞き出せない。タイムトラベルを信じられないライリーに、コールは“未来”から持ってきた彼女の腕時計を使って説明するがライリーはまだ納得できないでいる。やがてコールは「もし俺を信じるなら、今から2年後の今日、フィラデルフィアのジョン・アダムス・ホテルに俺を探しに来てくれ」と言い残し、彼女の目の前からこつ然と姿を消すのだった…。
冒頭の9分にはゴインズが登場しないが、“2年後の今日”コールとライリーが再会した時、何が起こるのか。続きを知りたくなるのは必至だ。