ポルノ映画の巨匠ラス・メイヤー監督役はウィル・フェレル?
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アメリカの人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』出身のコメディアン=ウィル・フェレルが、アメリカのソフトコア・ポルノ映画監督として名を馳せたラス・メイヤーを演じるべく、交渉に入ったそうだ。
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メイヤー監督は1950年代から1970年代に活躍。低予算のソフト・ポルノを多数製作し、1968年に公開された(日本公開は1969年)『ヴィクセン(女豹ビクセン)』がヒットした。その後、のちに映画評論家として名を上げたロジャー・エバートが脚本を手がけた1970年作品『ワイルド・パーティー』(70)で再び脚光を浴びた。本作は20世紀フォックスが配給しており、当初は成人指定になる予定ではなかったが、最終的にX指定となり、メジャースタジオが手がけた数少ないポルノ映画の1作となっている。
Varietyによると、現在急ピッチで動き出している映画のタイトルは『Russ and Roger Go Beyond.(原題)』。メイヤーがエバートと組んで『ワイルド・パーティー』を製作した時期を中心に描かれるという。脚本は『サタデー・ナイト・ライブ』や人気アニメ『シンプソンズ』のクリス・クルエス(Chris Cluess)。製作は映画『フィルス』(13)のマーク・アミンズ、映画『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』(09)のデヴィッド・パーマットと、リチャード・ワルツァーが務めるとのこと。
本作でメガホンを握る監督やエバート役などの他のキャストは不明。映画『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(14)のエドガー・ライトを含む多くの監督が興味を示していると、Deadlineは伝えている。