多部未華子、ダメ女役で綾野剛と初共演 田口トモロヲが5年ぶりに監督
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多部未華子がジョージ朝倉原作の人気コミック『ピース オブ ケイク』の実写映画版で主演を務めて、恋人役の綾野剛と初共演することがわかった。『色即ぜねれいしょん』(09)で新藤兼人賞銀賞を受賞した田口トモロヲが約5年ぶりにメガホンをとる。
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映画『君に届け』、ドラマ『僕のいた時間』などに出演してきた爽やかなイメージのある多部は、「独りよりまし」という理由で言い寄られたら簡単に男と付き合う恋愛依存の“ダメ女”志乃役に挑戦。その志乃が恋をする相手、志乃の隣人でもあり、バイト先の店長でもある京志郎役には、『ルパン三世』の綾野剛が扮する。
多部は本作について「ジョージ朝倉さんの原作を読んで、20代の女の子の恋愛観や主人公・志乃の心の声がすごくよくわかるなと思ったので、映画化もとても面白そうだと思いました。監督は田口トモロヲさんという事で“熱い現場になりそう”という予感がしています」と喜びのコメント。
また初共演の綾野について「ご一緒するのは初めてですが、とても突き抜けている方だと思っているので、良いバランスになればいいなと今から楽しみです」と期待を膨らませる。
一方の綾野は「王道ラブストーリーではなく、めんどくさく、愛らしく、必死、奇妙珍道なラブストーリーを届けられたらと。一癖も二癖もあるスタッフ、共演者と共に田口トモロヲ監督についていきます」と意気込みを語った。
映画『ピース オブ ケイク』は2015年秋、全国公開。