『ルパン三世』小栗旬、早くも続編に期待!?『アベンジャーズ』スタイルの可能性大?
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俳優の小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、浅野忠信、女優の黒木メイサが30日、東京都内で映画『ルパン三世』の公開初日舞台挨拶を行った。
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北村龍平監督が「これまで自分で(続編を)撮ろうと思ったことはないけれど、これは別。ここからスタートラインとして本気を出して、パート2、パート3と実写版としての『ルパン三世』ワールドを展開したい」とシリーズ化に期待を込めると、ルパン三世役の小栗は「これがプロローグという形だと思うので、そういうことがあったら嬉しい」と控えめに語るも「監督とは『次はジェット機の羽の上で戦おう』と言っていた」と続編の具体的なプランを上げていた。
さらに北村監督は続編のみならず「その前に銭形のスピンオフとか、そんなのもあってもいいかも。『アベンジャーズ』のように全員のスピンオフを作りたい」と夢を膨らませると、銭形幸一役の浅野も「ぜひお願いします」と乗り気の笑顔。石川五エ門役の綾野は小栗のバトル案を持ち出して「旬が誰かとジェット機の羽の上で戦うなら、そのジェット機を切りたい」と続投に意欲を見せた。共演陣からシリーズ化への熱意を受け取った小栗は「土日の興行ランキング1位を盗みたい」と、まずは本作の大ヒットを祈っていた。
漫画家モンキー・パンチが1967年に発表した名作コミック『ルパン三世』を、ハリウッド映画界からも熱い注目を集める北村監督が実写映画化。アルセーヌ・ルパンの相棒として名を馳せた老盗賊ドーソンの遺志を継いで、世界で最も美しいジュエリー「クリムゾン・ハート」奪還を狙うルパン三世らの活躍を描く。
お気に入りのシーンを聞かれた峰不二子役の黒木が「女性同士のキャットファイトはアクションをしているので力んでしまって、声とかも『フン!』とか言っちゃって。監督からは『セクシーにやって』と言われた」と振り返ると、北村監督は「そのアフレコ収録では『濡れ場のつもりで! 喘ぎ声、喘ぎ声! もっとエロく!』と指示を出して、単なる変態オヤジでした」と熱の入った演技指導を反省していた。
映画『ルパン三世』は現在公開中。