ディズニー、『ライオン・キング』続編のテレビアニメ化を企画
ディズニーの人気長編アニメーション『ライオン・キング』(94)の続編となるアニメシリーズとテレビムービーの企画が、米ディズニー・チャンネルとディズニー・ジュニアで進行しているそうだ。
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Varietyによると、新しいシリーズは『The Lion Guard(原題)』。1994年の長編アニメ『ライオン・キング』に続くストーリーになるという。来年の秋頃を目処にまず、テレビムービーを放送し、2016年初旬にテレビシリーズ化を展開する予定とのこと。
ディズニー・ジュニア・ワールドワイドのナンシー・カンターは「ディズニーの往年の大切なキャラクターたちや新しい仲間たち、ヒーローたちを、新しい世代の子供たちに紹介できることを心待ちにしています」と話している。
新シリーズの主人公はシンバとナラの2番目の子供キオン(Kion)。家族の生息地プライド・ランドを守るグループのメンバーとして活躍するキオンの姿を描きながら、環境保護を提唱するメッセージ性の高い番組にする予定だそう。
また、キオンと共にプライド・ランドを守る仲間に、ラーテルのブンガ(Bunga)やチーターのフリ(Fuli)、カバのベステ(Beshte)などの新キャラクターが登場。お馴染みのキャラクター=シンバやナラ、ミーアキャットのティモン、イボイノシシのプンバァ、キオンの姉キアラなども特別出演するとのことだ。企画・製作総指揮はディズニー・アニメ『きんきゅうしゅつどう隊OSO』のフォード・ライリー。監督は『ジェイクとネバーランドのかいぞくたち』のハウィー・パーキンスが務める。
『ライオン・キング』(94)はアフリカのサバンナを舞台に、プライド・ランドの王子として生まれながら、叔父スカーの陰謀により父ムファサを殺され王国を追われたシンバが、故国の窮状のために立ち上がるというストーリー。キオンの姉キアラを主人公にしたDVDスルーの続編『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』(98)や、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』があるほか、2011年には1作目のデジタル3D版が公開されている。