観客に好かれている俳優発表、好感度ランキングで夏のヒット映画を予想
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夏シーズンは映画会社が力を入れるメジャー級の映画を全米公開するということで、米エンターテインメント情報サイトのThe Wrapが夏公開の映画に出演する男性スターの好感度ランキングを発表。好感度の高い俳優が出演する映画が必ずしも大ヒットするわけではないが、好感度で見るとナンバー1に輝いたモーガン・フリーマンが出演する『LUCY』は、この夏ヒットの可能性がある。
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今回使われている数値はQスコア。Q Score Companyという会社が算出する数値で、映画を頻繁に観る年代に入る18歳から49歳1800人以上を調査したという。俳優たちの名前とバックグラウンドを簡単に説明し、そのスターを知っているか、またどう思っているかなどの数値をまとめたものだそうだ。Qスコアはテレビ局や映画会社が参考にしているという。
1位に輝いたモーガン・フリーマンは47のQスコアを獲得。彼に関するスコアは2010年が最新だそうだが、2位のケヴィン・ハートと13ポイントの差を付けている。モーガンは認知度も91とトップだった。彼が出演する『LUCY』は、日本公開が8月29日に決定。リュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソンを主演に迎えたアクション大作で、モーガンは脳科学者ノーマンを演じる。
3位はQスコア28のアダム・サンドラー。ドリュー・バリモアとの3度目の共演作『Blended(原題)』は既にアメリカで公開されているが、興行収入的には“コケた”と思われている。
以下、日本でもお馴染みの俳優が名を連ねるが、2位、3位がコメディ俳優など、日本で同じ調査を行えば別の結果になることが予想されるランキング結果が興味深い。
夏シーズン公開の映画に出演する俳優の好感度ランキングは以下の通り。(名前/作品名/Qスコア)
1位 モーガン・フリーマン/『LUCY』/47
2位 ケヴィン・ハート/『Think Like a Man Too(原題)』/34
3位 アダム・サンドラー/『Blended(原題)』/28
4位 ヴィン・ディーゼル/『Guardians of the Galaxy(原題)』/27
5位 セス・マクファーレン/『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』/25
6位 ヒュー・ジャックマン/『X‐MEN:フューチャー&パスト』/24
7位 マーク・ウォールバーグ/『トランスフォーマー/ロストエイジ』/23
8位 ブラッドリー・クーパー/『Guardians of the Galaxy(原題)』/22
9位 ドウェイン・ジョンソン/『Hercules(原題)』/21
10位 ジョナ・ヒル/『22 Jump Street(原題)』/19
10位 ジョセフ・ゴードン=レヴィット/『Sin City:A Dame to Kill for(原題)』/19
10位 マイケル・ファスベンダー/『X‐MEN:フューチャー&パスト』/19