篠田麻里子、遠藤憲一からプレゼント攻撃!? 『家族狩り』共演者はブーイング
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TBS系の金曜ドラマ『家族狩り』の制作発表記者会見が都内で行われ、出演者の松雪泰子、伊藤淳史、北山宏光、篠田麻里子、平岡祐太、山口紗弥加、井上真樹夫、浅田美代子、財前直見、遠藤憲一、原作者の天童荒太らが参加した。
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『家族狩り』は1995年に発表され、山本周五郎賞を受賞した大ヒット小説。2004年には全面的に改稿された全5巻の文庫本が発表され、より深化した。祖父と両親を惨殺し、犯人の少年も自殺するという凄惨な事件に、様々な人間が巻き込まれる物語。脚本は大石静が担当、撮影は順調に進み終盤にさしかかっている。
何となく生きている高校の美術教師を演じる伊藤は、「ここまで出来るのかというギリギリのところまで、映像化しました。こういう時代だからこそ作られたドラマです」とPR。伊藤の元教え子で電気工役の北山は、「最初にマネージャーさんからドラマのタイトルを聞いた時、“もしかして、俺、家族を狩る役なの?”と思いました」と語り笑いをとったが、「僕の役はチャラチャラしている最近の若者なので、出演シーンはこのドラマの箸休めだと思って下さい」と謙遜した。
自分の家庭が崩壊しており、傷ついた親子を救うことで何かを取り戻そうとしている警視庁の刑事を演じる遠藤は、「日常生活をしっかり描いた刑事役はやったことがないなと思っていましたが、この作品がそういう役でした。仕事はできるが日常生活がダメな男も本当にやりたかったので、すごく感謝しています」と嬉しそう。
さらに遠藤は、「第1話があまりにも素晴らしかったので、これはまぐれで、2話からはきっと崩れるだろうと思ったところ、2話も本当に面白かったので奇跡だと思いました。そして、主題歌のandropのファンになってしまいました!」と熱く語った。
劇中では、不仲である娘役の篠田との関係を聞かれると、「すごく仲が良いです」と嬉しそうだったが、篠田から「さっきもプレゼントを頂きました」という発言が飛び出すと、他の共演者から一斉にブーイングが。焦った遠藤は、「九州に行った時、お母さんや妹さんから明太子などを頂いたので、そのお返しです」と必死に弁明をしていた。
『家族狩り』はTBS系にて7月4日22時から放送開始。