『宇宙兄弟＃0』平田広明とKENNがそろいぶみ！「エンドロールまで観てほしい」
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原作者・小山宙哉オリジナル脚本で描く劇場アニメーション『宇宙兄弟＃0（ナンバー・ゼロ）』の生アフレコが29日に行われた。終了後、南波六太役の平田広明と南波日々人役のKENNが報道陣の取材に対応した。
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「テレビシリーズをやっていたときから、『劇場版をやれたらいいな』と思っていました。今回は、脚本の作り方に時間がかかったみたいです。実現してうれしいです」と平田は笑顔でコメント。続けて、「六太に関しては、コミカルな性格なんですけど、等身大で弱い部分もしっかりもっていて、声優としては難しい役。劇場で演じられるというのは素晴らしい機会をいただいたと思います」と語った。
KENNは「日々人は同じ年代なんですけど、この作品ではリアルな人間たちが表現されているので、息遣いだったり、距離感だったりをリアルにできればいいなと思いながらやらせていただいました」と話し、「特に、今回はお話の最後での台詞が印象的でした」と感慨深げだった。
また、平田は「プロデューサーの永井（幸治）さんは、『泣かせる場所が3ヵ所ある』と言ってたんですけど、この作品に思い入れを持っていた人にとっては、人それぞれ泣ける場所があると思うんですね。僕なんかはオープニングタイトルのタイミングで泣きましたからね」と笑いを誘い、KENNは「予期せぬところで気持ちを持っていかれて、気付いたには宇宙兄弟という世界に入ってしまう。その没入感を楽しんでほしいですね」とアピールした
最後に、平田は「エンドテロップまで観ていただきたい。『何それ？』という仕掛けがあります」と含みを持たせた。
関連書籍を含めて累計1400万部を突破した人気コミック『宇宙兄弟』は、兄弟であり、友であり、ライバルでもあるムッタとヒビトの月を目指す姿を描いた作品。『宇宙兄弟＃0』は、原作者の小山宙哉が「モーニング」（講談社）での連載を一時休載し、どうしても描きたかった物語として、新たに書き下ろしたオリジナルストーリーとなっている。
『宇宙兄弟＃0』は8月9日より全国ロードショー。