三池崇史監督『オーディション』リメイク決定、『氷の微笑』プロデューサーが参加
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村上龍原作、三池崇史監督で映画化された『オーディション』(00)が、ハリウッドでリメイクされることが明らかになった。Deadlineが伝えた。
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日本版『オーディション』は数々の映画祭で上映され話題になったサイコサスペンス。映画製作のオーディションを開催した主人公の中年男性が、理想の相手として選んだ女性に恐怖の底に落とされる様を描く。
Deadlineによると、映画版で石橋凌が演じた主人公・青山は、リメイク版ではサム・デイヴィス、椎名英姫が演じた麻美はエヴィー・ローレンスという名前になるそうだ。7年前に妻を亡くし、息子と暮らすサム。映画製作者の友人に説得され、偽のオーディションを開催し、謎めいた過去のある元バレリーナ、エヴィーに出会うが…。リメイク版はアメリカを舞台に、登場人物たちの名前は変わるが、他の詳細は村上の原作小説に近い内容になるという。
映画『ターミネーター』シリーズや『ランボー』シリーズ、『氷の微笑』1&2など、数々のヒット映画を手掛けているマリオ・カサールが、製作を務める。監督と脚本を兼任するのは、シチュエーション・スリラー『THE LOOP ザ・ループ ~永遠の夏休み~』(14・未)のリチャード・グレイ。
現在キャストは不明だが、今秋に撮影を開始する予定とのことなので、近いうちに続報が届くことに期待したい。