人気ホラー映画『スクリーム』テレビ・リブート版、登場人物が明らかに
米MTVが手掛ける人気ホラー映画シリーズ『スクリーム』のテレビ・リブート版。2012年6月にTVシリーズ化の企画が明らかになって以来、ようやくパイロット版の製作に向けて準備が加速し始めたようだ。テレビドラマでの主要登場人物の構成が明らかになった。
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TV Lineによると、今回、4人の主要登場人物の背景が判明したという。ドラマの中心人物も、映画と同じく高校生のようだ。まずハーパー・デュヴァル。華やかな社交家タイプではないが、仲間内では人気者の16歳の女子高生。親友だったオードリーと疎遠になってしまったことに罪悪感を覚えているという。
そのハーパーの元親友オードリー・ジェセンは、ルター派教会の牧師を親に持つ、バイっ気のある女子高生。芸術家肌で将来は映画製作者になりたいとのこと。ノアという男子高生と仲がいい。そのノア・フォスターは未来の“スティーブ・ジョブズ”になり得る、テクノロジー系に強い男子。ユーモアがあり、歩く百科事典のように本や映画やアプリなどの知識が豊富らしい。
そしてハーパーの母親マーガレット・“マギー”・デュバル。40歳半ばのシングルマザーで町の検察医という設定。夫は彼女とハーパーを置いて去ってしまったようだ。マギーの過去には秘密があるそうで、彼女の過去が、やがて登場人物たちを取り巻くであろう事件につながる予感…。
映画版『スクリーム』第1弾では、謎の人物から電話を受けた高校生らがマスクを被った“ゴーストフェイス”に次々に襲われるが、ドラマ版ではどのようなきっかけがあるのかは不明。パイロット版の放送前にYouTubeに関連映像を流す予定とのことで、その中で、その町のつらい過去を呼び覚ますような殺人事件の引き金となる何かが起きるらしい。
パイロット版の脚本は、先に『リベンジ』や『クリミナル・マインド』シリーズの脚本家ジェイ・ビーティとダン・ドウォーキンが担当する予定と伝えられていたが、海外ドラマ『Ravenswood(原題)』のジル・ブローテフォーゲルが執筆したそうだ。