『トップガン』続編製作に向け再始動? トム・クルーズが主演か
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俳優トム・クルーズの出世作となった1986年の世界的ヒット映画『トップガン』。2011年頃より続編の製作がウワサになっていたが、オリジナルの公開から30年近い時を経て、再び製作に向けて動き出したようだ。
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オリジナルを手掛けたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが自叙伝の宣伝のため、The Huffington Postの動画インタビューHuffPost Liveに登場し、『トップガン』の続編に関する質問に答えた。
「続編の製作に向けて30年間努力してきたが、実現にどんどん近づいている」とブラッカイマー。「ドン(・シンプソン)と私とで企画しようとしたがうまくいかなかった。それから(トム・)クルーズが引き継ぎ、試したがダメだった。それで今また、製作に向け努力している。トニー・スコットが道を切り開き、一度は製作が実現しそうになったのだが、残念ながら彼が他界した」と、これまで実現しなかった経緯を語った。
ブラッカイマーによると、トニー・スコット監督が考えたコンセプトは、無人機のせいでパイロットが無用になるか?ということが争点になるようだ。トム演じるキャラクター(恐らくマーヴェリック)が、パイロットが無用な存在ではないことを証明するという。
ようやくスタート地点に立てそうだが、トムが多忙のため、「トムが出演できる時期を見つけて、パラマウントが妥当と思う予算を確保しないとね」とブラッカイマーは語っており、トムの出演が不可欠であることを印象付けた。ブラッカイマーは続けて、トニー・スコット監督が最初の『トップガン』に注いだ情熱を語り、監督のためにも続編の製作を実現させようとしているようだ。
The Huffington Postによると、続編の監督は決まっていないという。脚本担当は不明。2012年の時点ではトニー・スコット監督が続編の監督を務め、『ザ・タウン』のピーター・クレイグが脚本を担当すると伝えられた。
今後、着々と企画が進み、製作に向けて拍車がかかれば、30年の節目となる2016年公開も夢ではない新生『トップガン』。続報に期待したい。