幻の『エイリアン5』 J・キャメロンとR・スコットで作る予定だった?
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映画『ターミネーター2』や『アバター』のヒットで知られる監督ジェームズ・キャメロンが、『エイリアン』1作目を手掛けたリドリー・スコット監督と共に『エイリアン5』を製作する計画があったことを明かした。
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自身がプロデュースする、米SHOWTIMEのドキュメンタリー『 Years of Living Dangerously(原題)』の宣伝を兼ね、米掲示板サイト「reddit」の「AMA (「何でも聞いて」の意)」のQ&Aに臨んだキャメロン監督。『エイリアン2』(86)に続き、『エイリアン3』(92)の監督を打診されたか尋ねたファンに、「『エイリアン3』について協議したことはない」と返答。いつ頃の話かは覚えていないが、「『エイリアン5』については話が出たよ。私が脚本と製作を担当し、リドリーが監督することを提案した」と明かした。
『エイリアン5』を製作することで二人の意見は一致していたそうだが、結局何も起こらず、FOXが『エイリアンVS. プレデター』(04)の製作を決めると、キャメロン監督は興ざめしてしまったという。「私は言ったよ。“絶対に薦められない。そんなことをしたらシリーズを台無しにする。ユニバーサルが『ドラキュラVS狼男』を製作するようなものだ”とね。それで『エイリアン』シリーズを製作することに興味を失った」。
『プロメテウス』(12)に関しては、リドリー・スコット監督の作品なので関わる気はなく、自分は『アバター』シリーズに専念するとのことだ。
キャメロン監督は他に『ターミネーター』シリーズについて、3と4は物足りなかったと感じつつも、3については「出来が悪いことを心のどこかで少し願っている自分と、成功してほしいと願っている自分がいた」と吐露。だが、ジョナサン・モストウ監督は素晴らしい作品を作り、アーノルドも最高だったと思っているそうだ。