キーファー・サザーランド、『24』ジャック役は体力の限界?最新作について語る
人気海外ドラマ『24‐TWENTY FOUR‐』の最新シリーズ『24:Live Another Day(原題)』でジャック・バウアー役に返り咲くキーファー・サザーランドが、最新シリーズに懸ける意気込みと心配を語った。
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テレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーに『24:Live Another Day(原題)』の共演者らと登壇したキーファー。The TV Pageによると、現在47歳のキーファーはラストシーズン終了時とは体力が違うことを痛感し、撮影に備え5ヵ月前から毎日トレーニングに励んでいるという。「持久力をつけるために、できる限りのことをしている。過酷なドラマだし、俺も若くなっていくわけじゃないからね」とキーファー。筋トレよりもランニングを重視したトレーニングを重ね、これまでの人生の中で今がベストな状態にあるそうだ。
最新シーズンにおけるジャックについては「彼には確固たる動機がある。特定のアジェンダがあるんだ」とキーファー。ファイナルシーズン後、ジャックは追われる身として潜伏し、単独行動を続けていたため、以前に忠誠心のようなものがあったとしたら、それは今回のジャックにはないという。「特にクロエに関してはね。彼(ジャック)は散々痛い目に遭い、もう誰も信じない。そういう意味で、かつてないほど彼は難しい人間になっていると思う。番組が終了する前の数シーズンは本当にジャックを演じるのが大変だったが、今はもっと大変だ」。
ジャックは潜伏中、その状態が一生続くと思い、受け入れて生きていたが、その間に最新シーズンでジャックが行動を起こすきっかけとなる機密情報を嗅ぎつけるそうだ。
最新シリーズ『24:Live Another Day(原題)』は、ファイナルシーズンから4年後のロンドンが舞台。逃亡者となったジャック・バウアーが法に追われつつ、悪者を追跡しヨーロッパを駆け巡るストーリーになるという。
オリジナルキャストはキーファーの他に、メアリー・リン・ライスカブ(クロエ)、キム・レイヴァー(オードリー)、ウィリアム・ディヴェイン(ジェームズ・ヘラー)が再出演。また、新キャストとして、悪名高きテロリストの未亡人マーゴット役にジュディ・デイヴィス、ハッカーのエイドリアン役にマイケル・ウィンコット、CIA局員の役どころでベンガ・アキナベ、ジャイルズ・マッシー、イヴォンヌ・ストラホフスキー、そしてベンジャミン・ブラット。キムの夫役にテイト・ドノバンの出演が決定している。
4年近いブランクの後で多少プレッシャーを感じているが、再びジャックを演じることに興奮しているというキーファー。さらに難しい役どころとなったジャックの復活劇をどのように見せてくれるのか。出演キャストも続々と決まり、期待のボルテージが一気に上がりそうだ。