蓮舫「舞台のような映画でした。小泉今日子さん、素敵です」映画『とりつくしま』絶賛コメント到着!
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■市井昌秀(映画監督)
こんなの切ないに決まってる!喪失であり、余⽩を描くことこそが映画だと思ってます。「あおいの」と「ロージン」にやられました。
■伊藤さとり(映画パーソナリティ・映画評論家)
現世に未練があるから「とどまる」だろう、間違いなく「居残る」だろうと今なら思える。愛しい人を見守りたいからそばに居たい。そんな純愛を愛おしいくらい可愛らしく具現化して、モノへの愛着は人への愛情なんだと伝えてくれる。なんて、多幸感に満ちた死生観の映画なのだろう。大好きだ。
■大墻敦(映画監督)
人間は死後の世界に関与できない、という当たり前のことを映画を観ながら感じて、すこし悲しくなり、すこしほっとした。それは、この映画が、こころの奥底で「私」という存在を支える「たましい」とも呼んでもいいなにか大切なものが、この世の中に静かに満ちていることを、映像と音声で見事に表現しきっているからだと思う。
■小川あん(俳優)
小さいころに、よく星を見上げながらこう思ってた。「自分が消えてしまったら...お星様になって、大切なみんなを見守ってたい」って。でも『とりつくしま』だったら、もっともっと近くにいられる。人を想う、この世で⼀番温和で尊いお話。
■金子岳憲(俳優)
親が子を見守るように優しい。その優しさに少し反抗したくなる。ふと、孤独に気づかされる。そのシーンの俳優がとても良い。気づいたら寄り添っていた。優しい気持ちのまま映画を観終えた。反抗しようとした自分が恥ずかしい。優しくて良いじゃないか。よかった今日もまだ優しいままだ。
■小林エリカ(作家・アーティスト)
死んでしまったものから、いま生きているものたちへ。親から、子へ。小説から、映画へ。失われてしまったものたちが形を変えながらとりついて、この映画ができているということ、俳優たちひとりひとりの存在が、眩しくて愛おしいものでした。
■佐藤尚之(コミュニケーションディレクター)
週末の夕方にぼんやり見て、幸せを感じて、明日も生きていこうと思えます。
■シブヤメグミ(“浮かぶ”二代目店主)
言葉をかけられなくても、返事を受けとれなくても、約束ができなくても、もう「またね」って言えなくても、誰かは誰かを思っている。どこかから聴こえてくるハナウタのような柔らかさで紡がれた物語。抱きしめて、抱きしめられてた。
■鈴木慶一(ミュージシャン/moonriders)
東かほり監督が脚本を送ってきてくれました。声の出演をとのことで。脚本を読んで悲しい涙ではない、暖かい涙を堪えてぜひ声を録音しようと思いました。大事な家族、大切な友人、会ったことのない憧れの方々、いなくなってしまった人たちとはもう会えないんだなと思ってました。でも、その人たちのことを思い浮かべれば会えたんだ、目の前のモノを見つめればきっとそこに居ると思う、そんな気持ちになる素敵な映画です。
昨日生きてしまったら今日が来て、今日を生きたら明日が来る。大事な、大切な、憧れたみんなと⼀緒に。そして、とりつくなら音に。