2025年2月21日より期間限定上映、同年6月11日Blu‐ray＆DVD発売となるVシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS／ホッパー1のはるやすみ』より、本予告、本ポスター、場面写真が解禁された。

　8月25日に最終話を迎えた『仮面ライダーガッチャード』（テレビ朝日系）は、錬金術師と人工生命体・ケミーを巡る戦いが繰り広げられた令和5作目の仮面ライダー。テレビシリーズでは、仮面ライダーガッチャード、仮面ライダーマジェード、仮面ライダーヴァルバラドらの活躍によって宿敵グリオンを倒し、人間とケミーが共生する世界を目指して、また大きな一歩踏み出す若き錬金術師たちの姿が描かれた。

　本作は、テレビシリーズのその後を描く最新作。幸せを手に入れたケミーたちのある1日を描いた短編『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS／ホッパー1のはるやすみ』も同時上映される。

　ついに、宝太郎や九堂りんねたちが、富良洲高校を卒業する日がやってきた。学園生活や、錬金アカデミーでのかけがえのない思い出を胸に、彼らは卒業式を終え、新たなる道へと向かっていく…はずだった。

　突然、同じ時間が繰り返し流れ、宝太郎たちは、そのループから抜け出せなくなってしまう。この状況を認識しているのは、なぜか黒鋼スパナただひとり。異常な現象が発生した理由は、いったい何か。時間の流れを操っているのは未知のケミーなのか、それとも？　やがてスパナが、そして宝太郎たちが辿り着いた、驚がくの真相とは―。

　本予告は宝太郎、りんねたちが過ごした富良洲高校の卒業式の日の朝から始まるエモーショナルな雰囲気から始まる。蓮華と錆丸に「お宝ちゃんは卒業したらどうするの？」と聞かれた宝太郎は「俺はもちろん大物錬金術師になる！」と意気込み、穏やかな空気が漂う中、突然スパナに頭痛が？　「何が起きた？　俺はこの会話を知っている…」と時間が戻りタイムループしていることにスパナは気付いてしまう。

　タイムループの原因はマルガムだと予想したスパナと錬金アカデミーのメンバーたち。宝太郎は「久しぶりのケミー探しだ！」と相変わらずのワクワクした様子を見せるも、場面は一変し、謎の警備員と対峙するミナト先生・蓮華・錆丸のシーンや、宝太郎・りんね・スパナの3人が共闘するシーン、さらに、りんねの「私、一ノ瀬に負けない錬金術師になりたい」という強い想いや、鏡花とミナトのウェディングのワンシーンまでが盛り込まれた本予告となっている。

　最強の敵・ウロボロスや仮面ライダーヴァルバラドの新フォーム「ヴァルバラドGT」のアクション姿、BACK‐ON書下ろしの主題歌「GRADUATIONS」もお披露目。そして同時上映の短編『ホッパー1はるやすみ』の一部も。ラストには宝太郎と加治木がケミーが見えた、見えないで、ガッチャードらしいオチのついたところで終わる。宝太郎たちは無事に卒業できるのか？

　本ポスターには、「つかめるか、俺たちの卒業ー」というキーワードと共に満開の桜が。中央には仮面ライダーレインボーガッチャードと仮面ライダートワイライトマジェード、そして仮面ライダーヴァルバラドGTが並び、後ろには蓮華、錆丸、ミナト、鏡花、加治木がにこやかな穏やかな表情で並び新たな旅立ちを連想させる。それに反して、スパナは下を向きどこか悲しそう表情を浮かべており、背後のウロボロスの手中にすべてが収められている構図からは不穏さも感じられる。桜の下には宝太郎とりんねが並んでいる姿があり、何か言いたげに見えるうつむき加減のりんねと、りんねをまっすぐ見る宝太郎。この2人の関係性が気になるビジュアルとなっている。

　Vシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS／ホッパー1のはるやすみ』は、2025年2月21日より期間限定上映、同年6月11日Blu‐ray＆DVD発売。