『市子』戸田彬弘監督オリジナル最新作『爽子の衝動』、メインビジュアル&特報解禁
映画『市子』の戸田彬弘監督とプロデューサー・深澤知が再タッグを組む映画『爽子の衝動(そよこのしょうどう)』より、メインビジュアルと特報が解禁された。
【動画】生活保護問題を斬る『爽子の衝動』特報
本作は、映画『市子』などを制作したチーズfilmと、『101回目のプロポーズ』『プライド』などの脚本家・野島伸司が総合監修を務めるポーラスがタッグを組み、これからの期待の俳優を主人公に映画を制作するプロジェクトB.A.P(Boost Actor Project)の第1弾。拡がる日本の生活保護問題をテーマに、平和という仮面の下に隠された確かな日本の黒い問題と、絶望的な環境での生活を強いられる若者に焦点を当てる。
四肢麻痺の父・保(間瀬英正)と2人暮らしの爽子(古澤メイ)は、生活保護の申請をしているが、水際作戦によってなかなか審査が通らない。福祉サービスも充分でない中、新人訪問介護士・桐谷さと(小川黎)がやってきたことである問題が起こり…。
主人公の園田爽子には、チーズfilmの古澤メイ。キーパーソンとなる桐谷さと役を、ポーラスターの小川黎がオーディションで射止めた。さらに、爽子の父役を『コントラ KONTORA』『マイマザーズアイズ』の間瀬英正、訪問介護士でさとの上司役を『敵』『六月の蛇』の黒沢あすか、ケースワーカーの遠藤役を『由宇子の天秤』『水いらずの星』の梅田誠弘が演じる。
今回解禁されたメインビジュアルは、「父とふたり、どこへ も行けない──」と親子が抱える閉塞感を示唆するコピーとともに、古澤演じる主人公・爽子の憂いに満ちた表情を逆さまに見せたインパクトの強い仕上がり。
また、特報映像は、父が障害を患っていることを告げた爽子が、ケースワーカーに「生活保護って誰でも受けられるわけじゃない」と冷たくあしらわれる場面からスタート。爽子の生活とささやかな夢を感じさせるエピソードがつづられている。
本作は、2025年の公開が予定されているが、時代を打ち鳴らす音楽×映画とエトセトラな祭典「MOOSIC LAB 2025」MOOSIC EYE[特別招待部門]にてプレミア上映されることが決定している。上映日程は2024年12月16日21時、23時21時から新宿K’sシネマにて。
映画『爽子の衝動』は、新宿K’sシネマにて2024年12月16日21時、23日21時にプレミア上映。2025年公開。