松山ケンイチと染谷将太がダブル主演する映画『聖☆おにいさん THE MOVIE～ホーリーメンVS悪魔軍団～』より、原作者の中村光が11月23日の勤労感謝の日のために描き下ろしたイエス＆ブッダの特別イラストが到着。さらに、イラストメイキングムービー＆コメントも併せて解禁された。

　本作は、“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描き、累計発行部数1700万部を超える、中村光による異色のギャグ漫画『聖☆おにいさん』を初の実写映画化。

　監督は福田雄一。ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために原作者の中村が描いた原作エピソードであり、『聖☆おにいさん』史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途（みち）」の完全実写化に挑む。主題歌はのMrs. GREEN APPLEの書き下ろし楽曲「ビターバカンス」。

　主人公“神の子・イエス”役は松山ケンイチ。長髪、ひげ、いばらの冠がトレードマークで、下界でのバカンスを奔放に楽しむをコミカルに演じる。そして、もう一人の主人公“目覚めた人・ブッダ”役は染谷将太。螺髪（らはつ）、白毫（びゃくごう）、長い耳たぶがトレードマークの、主婦並みにお金を気にするブッダを魅力たっぷりに演じる。

　はたらく全員に感謝する勤労感謝の日（11月23日）、そして毎月本作の最新情報を届けてきたいいおにいさんの日（23日）にちなみ、原作者の中村光がこの日のために描き下ろした特別イラスト、その名も「休んじゃえばいいイラスト」が到着。

　ソファにまったりとたたずむイエスとブッダのジャージにはそれぞれ主題歌「ビター」「バカンス」の文字が描かれ、真ん中のテーブルに飾られたグリーンアップルから流れる音楽に心地良さそうに耳を傾ける究極にリラックスしたふたりの姿が描かれている。

　中村からは「もともと私はイエスとブッダが大好きなんです。でもこの2人ってあまりにもひどい目に遭うので、いろいろ大変そうだから休んでほしいな…そう思ってお話を書き出したのが始まりで。その私が一番最初に感じた気持ちを、Mrs. GREEN APPLEさんはなぜか分かって曲を書いてくださったのかなって。『休んじゃえばいい』という歌詞には感動してしまいました。イエスとブッダへのメッセージがまさにテーマになった、素晴らしい主題歌だと思います！」とイエスとブッダへの愛、そして主題歌への愛があふれるコメントも到着。

　さらに、中村がイラストを描く過程を収めたイラストメイキングムービーも解禁。中村の繊細なタッチから、徐々にイエスとブッダに命が宿る様子が映し出される。

　映画『聖☆おにいさん THE MOVIE～ホーリーメンVS悪魔軍団～』は、12月20日より全国公開。