石原さとみが主演、亀梨和也が共演する4月9日スタートのドラマ『Destiny』（テレビ朝日系／毎週火曜21時）の主題歌が、椎名林檎が本作のために描き下ろした新曲「人間として」に決定。石原、椎名からのコメントも到着した。

　石原さとみ3年ぶりの連続ドラマ復帰作となる本作は、20年の時をかけたサスペンス×ラブストーリー。石原と初共演となる亀梨が学生時代の恋人・野木真樹役を務めるほか、今の恋人役を安藤政信、大学時代の仲間を宮澤エマ、田中みな実、矢本悠馬が演じる。

　初回放送まで1ヵ月を切りますます期待が高まる中、主題歌を椎名林檎が手掛けることが決定。昨年デビュー25周年を迎えた椎名が本作のために書き下ろした新曲「人間として」（EMI Records／UNIVERSAL MUSIC）が、大人のサスペンスラブストーリーを彩る。

　椎名がこの楽曲の初回デモを納品したのは2023年12月24日。そして、なんとこの日は主演を務める石原さとみの誕生日。まるで番組タイトルを体現したような《椎名林檎×石原さとみ》の強力タッグが、この春誕生する。

　椎名は主題歌について「すてきなお誘いありがとうございます。法務もの／税務ものは私の十八番です。きっと歴代アルバムタイトルを思い出してくださったのだと思い感激しています」としつつ「なにより本ドラマは、ママになられた石原さとみ氏の復帰作とのこと。より逞しくなられた彼女がいきなり法曹界へご降臨だなんて、ときめきを抑えられません」と興奮のコメント。「ドラマ制作者みなさまからご注文いただいた方向と異なっているのを自覚し、申し訳なく思いながらも、今回は本能へ身を委ねてしまいました。お粗末さまです」と振り返り、「初回デモ納品いたしましたのは、さとみ氏のご生誕記念日。そうクリスマスイブです。そんな日にこそ私の胸に湧いてくるささやかな望みが音になったはずです。毎週火曜九時、楽しみにしています」と締めくくった。

　主演の石原は、「私は検事の西村奏を演じました。自然界には存在しない“正義”を司る検事という職の苦悩と葛藤、そして生きる上で環境に流されてしまう弱さを、この楽曲を聴いて思い出しました。その複雑さをこんなにも軽やかに壮大に響かせ、愛と優しさで包み込んでくださった椎名林檎さんのこの楽曲は、ドラマDestinyを凝縮させたような作品に感じます。奏に寄り添って描いてくださったこと心から心から感謝しています」と振り返りつつ、「3年ぶりの連ドラです。ドラマDestinyをとても大切に想っています。椎名林檎さんに奏でていただけたことが本当に涙が出るほど嬉しいです。ありがとうございました」と喜びを語った。

　ドラマ『Destiny』は、テレビ朝日系にて4月9日より毎週火曜21時放送（初回は拡大スペシャル）。