<アカデミー賞>助演女優賞は『ホールドオーバーズ』のダヴァイン・ジョイ・ランドルフ!
日本時間3月11日、第96回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』のダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞に輝いた。初の候補入りで見事受賞を果たした。
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テンプル大学で声楽、イエール大学で演技を学んだダヴァインは、ミュージカル版『ゴースト』でブロードウェイデビューを飾り、いきなりトニー賞にノミネート。『グッドワイフ』などテレビドラマ出演を経て、2019年の『ルディ・レイ・ムーア』でブレイクを果たす。
その後もドラマ『ハイ・フィデリティ』や『マーダーズ・イン・ビルディング』、『ジ・アイドル』で印象を残し、本年度アカデミー作品賞候補『ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男』にも出演。そして『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』で一人息子のカーティスをベトナムで亡くした学校の料理長メアリー・ラムを演じ、ゴールデン・グローブ賞(ミュージカル・コメディー部門)や全米映画俳優組合賞(SAGアワード)を獲得するなど、本年度の賞レースを席巻した。
『サイドウェイ』のアレクサンダー・ペイン監督とポールが再びタッグを組んだ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』は、1970年のニューイングランドにあるバートン校を舞台に、それぞれの事情で寮に残り、クリスマスと新年を過ごす孤独な3人の物語。誰もいない学校での自由気ままな生活の中で、ちょっとした冒険や災難を通じて、小さなつながりが生まれていく様を描き出す。
<第96回アカデミー賞助演女優賞:候補一覧(★が受賞者)>
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
アメリカ・フェレーラ『バービー』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』