俳優の長澤まさみ、坂口健太郎、森七菜、 藤井道人監督が1日、都内で開催されたNetflix映画『パレード』配信記念試写会イベントに出席。劇中にも登場し、物語の重要なキーとなる渋谷・ユーロライブのステージに登壇した長澤は、初の藤井組を「魂でお互いぶつかり合っていけた感じがあった」と振り返り、「一番会いたい人」も明かした。

　本作は、旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚まし、離ればなれになった一人息子・良を捜す、元報道フロアのリポーター・美奈子を演じた長澤は、初の藤井組について「魂でお互いぶつかり合っていけた感じがあったんですよね。それが本当に楽しかったし、いい思い出で。こんな時間は、この作品でないと、きっと得ることはできなかったなって思うような思いでいました。また監督と一緒に仕事ができるなら、『何でもやります！』という感じです」とにっこり。

　その後、映画の内容に絡めて、一番会いたい人を質問された長澤は「祖父たちですね。いつも見守ってくれている感じはずっとあるんですけど、もし今会えたらどんな会話ができるんだろう？って。あんまり自分の思っていることを普段から話す相手ではなかった。一番近いようで見守ってくれている存在だったので。大人になった今、私は何を喋りたいんだろう？会ったら何を喋るんだろう？っていうのは気になっていますね」と明かした。

　青年・アキラを演じた坂口は、地方ロケで仲良くなる飲食店の人とのこと。「一度その瞬間だけ、ばっと燃え上がって、たくさん仲良くさせていただいたけど、そのあと会えなくなる時間がすごく長いので。そういう人に会いに行こうかなとは思っていますね」と話していた。

　一方の森は「ダイアンの津田さんに会いたくて」と発言。「ずっと会いたいなって、どこかで見守ってくれてたら（笑）」と願い、「すごく好きなんです。本当に元気をもらって。大丈夫ですか、まさみさん（笑）。元気をもらっているので、直接『ゴイゴイスー』をしてほしいなっていうのは、ずっと思っています」と津田への憧れを語っていた。

　Netflix映画『パレード』は、Netflixにて世界独占配信中。