上白石萌音×SixTONES・京本大我共演『霊験お初』、坂東彌十郎、満島真之介、宮野真守ら共演キャスト発表
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■坂東彌十郎(根岸肥前守鎮衛役)
以前、ラジオドラマで宮部みゆきさんの別の作品に出演させていただいたことがあり、独特な雰囲気が大好きだったので、今回も撮影を楽しみにしていました。私には悪人役のオファーが多いのですが、今回はお初と右京之介を見守る良き理解者という役どころでしたし、キャストのみなさまのお名前を聞いて一段と楽しみになりましたね。
いざ撮影となると緊張しながら現場に入ったのですが、最初から入りやすい空気が流れていて、なんだか不思議とみなさん昔からの知り合いみたいな気がしました。温かくて不思議な、ありがたい現場でしたね。幼少期に父の仕事の関係でよく訪れていた太秦に久しぶりに来ることができたのも嬉しかったです。
この作品は人の心の温かさ、怖さがとてもよくわかる…。そして現代に通じる人と人とのつながりというものを感じました。少し怖い部分もありますが、ほのぼのとできる作品だなと思います。
■満島真之介(六蔵役)
僕は以前、宮部みゆきさん原作の時代劇『おそろし~三島屋変調百物語』(2014年/NHK)に出演させていただきましたが、今回は武士のように堅い役ではなく岡っ引きとして軽快に動き回っています。昔から時代劇は大好きで“人情溢れる役をいつかやりたい”と思っていたので、“ついにきたか!”と胸が躍りました。脚本には、僕がいつも考えている“人の心とは何なのか”が深く描かれていて、今の時代に届けたい言葉がたくさん詰まっています。
この作品は、「君は今、目の前にいる人とどう接するのか。どういう言葉をかけるのか。どういう想いでその人と過ごすのか」ということを問いかけているような気がします。僕らの世代は特にそうですが、電子機器と共に生きてきて、大人たちからの叱咤激励も含めて温かい言葉を“生”でかけてもらう機会が少なくなっている。そんな時代にこの作品が、過去現在、そしてこれから先に進みたい未来をもう一度見つめ直すいいきっかけになる作品だと思います。このドラマを見た後、目の前にいる人にやさしくなれる人が増えるといいなと願っています。
現場では、上白石さんと京本さんの撮影に向かう姿勢やスタッフさんとの関わり方から、お2人の素敵な人間性が開放されているのを感じて、すごく触発されました。
撮影が後半になるにつれて、僕の熱いトークはちょっとずつスベりはじめたんですけど(笑)、最高のチームと出会うことができてとても幸せな時間でした。
時代劇の面白さを、是非体感してください!
■高嶋政宏(古沢武左衛門役)
簡単に言えば霊能力少女の相棒のお父さんなんですが、そこにゾンビが現れたり、死霊に憑依されたりのストーリーにまず強く惹きつけられました。それを日本が世界に誇る東映京都太秦撮影所の現代世界最高の匠たちが撮るわけですから、今春最大のドラマスペシャルになること間違いなし!
これを見逃すとあとで後悔しますよ〜。乞うご期待!