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石川佳純、フジテレビ系『パリ2024オリンピック』中継SPキャスターに就任

エンタメ

■石川佳純

――今回のオファーを聞いたときの率直な気持ちを教えて下さい。

「オファーをいただいた時は正直とても驚きました。もちろん初めての挑戦になるので不安もありますが、現役を引退してもこうしてオリンピックに関われる機会をいただけたことを大変うれしく光栄に思います」

――スペシャルキャスターとしての抱負を教えて下さい。

「4年に1度のオリンピックという舞台を私自身3大会経験したことで大きく成長できました。参加する選手は様々なストーリーを背負って、パリの舞台に立ちます。インタビューでは選手たちに本音を語ってもらえるような質問をしていきたいです。選手の魅力、そして競技の魅力を全力でお伝えできればと思っています」

――既にいろいろな競技・選手の取材を始めていますが、印象的だったことを教えて下さい。

「取材で最初に試合を会場で見たのがブレイキンの全日本選手権でした。人間離れした技の数々に圧倒されたのと同時に、選手同士がお互いを高め合いプレーする姿がとても印象的でした。オリンピックの新競技としても注目しています」

――卓球競技への注目も高まっています。今回の日本代表選手たちへの思いを教えて下さい。

「今回は男女ともに若いチーム構成になりました。男女ともに目指すは金メダルだと思います。実力もあり、勢いもあり、ワクワクさせてくれる選手ばかりです。本番では攻めの気持ちを貫いてほしいです」

――そのほかにパリオリンピックで気になっている競技や、オリンピックでやってみたいことがあれば教えて下さい。

「競技に関しては、柔道の阿部一二三、詩選手。連覇のかかるプレッシャーもあると思いますが、東京五輪からさらに強くなったお二人を見ることが楽しみです。スケートボードの四十住さくら選手。こちらも連覇がかかりますが怪我を乗り越えて出場するパリでの活躍に期待したいです。競泳の池江璃花子選手。大きな試練を乗り越えて獲得した出場権は諦めないことの大切さを教えてくれました。もう1つ楽しみにしていることは、今までに経験したことのないオリンピックを感じることができるということです。私は、選手として3度オリンピックに行っていますが、いずれも卓球会場と選手村でほとんどの時間を過ごしていました。パリではできるだけ多くの競技会場に行ってみたいですし、オリンピックを迎えるパリの雰囲気、現地の人や世界中から来ている人がどのようにオリンピックを楽しんでいるのか、そういったことに触れられることが今からとても楽しみです」

――パリオリンピック中継を楽しみにしているみなさんに一言お願いします。

「4年に1度の大舞台、パリでの熱い戦いを全力でお伝えできればと思います。オリンピックでの大きな興奮や感動を、精一杯テレビの前の皆さんにお届けします。一緒に選手の応援をよろしくお願いいたします!」

■チーフプロデューサー齋藤拓也コメント(フジテレビニュース総局スポーツ局)

「スペシャルキャスターとして取材現場を訪れる石川佳純さんは、とても感情豊かです。驚きや発見を自分ならではのコメントにつなげたいという情熱と、戦う選手たちへのリスペクトの気持ちが、自然と取材姿勢を前のめりにしていきます。そして、撮影の最後には、インタビューを受けていたはずの選手から石川さんへ逆質問が飛ぶのが恒例です。競技生活23年、オリンピック3大会連続メダルという輝かしい実績を持つ石川さんは、初代表の若手選手が抱く不安やワクワクも、各競技のエースたちが背負う重圧も、後輩に追い上げられるベテランの葛藤も、すべてを経験してきた存在です。それぞれの選手の今に寄り添い、飾らない言葉でつむぐ経験談は、パリへと向かう選手たちの心を優しくほぐし、あたたかい空気で包みます。東京オリンピックから3年、石川さんが“異様な光景だった”と振り返る無観客のスタンドには、今回観客があふれ、大歓声の中で選手は一瞬の勝負に挑みます。ニッポン、そして世界のヒーロー・ヒロインたちが勝っても負けてもベストパフォーマンスを発揮してくれることを祈りながら、石川さんとともにあたたかい中継をお届けしようと思っています」

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