『転職の魔王様』藤原大祐、幼少期の憧れの仕事は“プリキュア”「どうやったらなれるのか日々練習してた」
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■藤原大祐(犬飼翔役)
――第5話までを振り返ってみていかがですか?
最初は、“迷える子羊”という言葉の通り、未谷(ひつじたに)さんが自分の道を見失っていて、これからどうしていくんだろうってところで、嵐さんと出会って成長していく様や来栖さんの毒舌の裏にある愛、一話ごとにゲストの未来を変えていくのが、僕自身、勇気づけられ、仕事に対するモチベーションが鼓舞される作品だなと思いました。
――お話の中で一番刺さったセリフは何ですか?
「仕事を選ぶことは生き方を選ぶことだ」というセリフがありまして、その通りだな、というか、ほとんどの人は仕事に使う時間が1日の中で多いと思うので、仕事が楽しくてやりがいがないと、人生そのものがマイナス ネガティブになっちゃう気がしていて。だからこそ、仕事もプライベートも楽しめるのがいいと思います。僕自身やりがいと楽しさを感じているので、今の選択は間違ってないかなと思います。
――もし、転職するならどういう仕事がしたいですか?
今、この仕事が楽しい理由が、自分がしたことで、人が喜んでくれて、たくさんの人に小さな幸せを配れることなので、そういった仕事にはつきたいなと思っています。ものを作ったりとか、食べ物でもいいです。あと、洋服に興味があるので、洋服関係のお仕事とかもいいかもしれません。
――俳優になる前に憧れていた仕事はありますか?
一番最初はプリキュアでしたね。どうやったらなれるか、日々練習してたんですけど、なかなかなれなくて(笑)。そのあとサッカーを始めて…。小学生の頃、本気でプロ目指していて頑張っていたんですけど、自分の中で決めた目標にたどりつかなかったところでやめて、そうこうしていたら芸能界に入りました。小さいころの夢はプリキュアです。
――“転職”にかけて、俳優業を“天職”と思っていますか?
表現者というジャンル全般的に、やっていて幸せだなと思いますね。役者だけにとどまらず、いろんなお仕事をさせていただいているので、自分の全ての経験が何かに生きて、誰かの心に何かを埋める。全部が目に見えないし、数値化できないからこそ、すごく美しいなっていう風に思います。やりがいのある天職だなと。
――撮影現場で流行っていることはありますか?
本当に「はぁっていうゲーム」しかやってないんですよ。同じお題でも、毎回ゲストの方もいらっしゃるんで、楽しいんですよ。現場がざわついたのは、石田ゆり子さん。「照れながら大好きだよ」っていうお題がありまして。想像を絶するかわいさで、現場がどよめきましたね。「タダで見ちゃった! 生で!」みたいな。男性陣はもうやられちゃいました。
――6話の見どころと視聴者へのメッセージをお願いいたします。
6話はこれまでと一風変わった展開がある回になっていると思います。なので、また違った方にも刺さるのではと思います。これまでの中では最大の強敵・“転職王子”なので、キャリアアドバイザーとしては大きな壁ではあったんですけど、その中で最適解が見出だされた回だと思っています。
引き続き、1話完結ではあるので、いろんな方に刺さっていくストーリーだとは思うんですけど、一貫して、来栖嵐の真実や裏にある思い、心優しさが垣間見えます。未谷さんの成長も見られる作品になっているので、楽しみにしていただければなと思います。